教育学部研究紹介2019
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25保健体育コース准教授渡わた辺なべ 敏とし明あき【研究分野】スポーツ運動学【研究テーマ】学校体育の教材づくり スポーツは、言葉や世代の壁を超えた喜びや感動を味わわせてくれます。スポーツの出発点となる学校教育の体育授業は、児童・生徒たちにとってスポーツとの出会いの場であり、仲間とともに自分の身体の可能性や達成感を味わうことができる大切な学習経験の場であると考えています。スポーツ指導の中心となるスポーツ運動学理論を用いて、どのような学習教材や練習方法を提供したら、児童・生徒がもっと楽しく運動に取り組み、上手くなる喜びを感じてもらえるのかということを講義や実技の授業を通して学生に指導しています。スポーツ運動学は、知れば知るほど奥が深く、新たな発見や驚き、感動をたくさん経験することができます。未来の体育授業を一緒につくっていきましょう!准教授藤ふじ田た 育いく郎ろう【研究分野】体育科教育学【研究テーマ】体育の教材づくり/教師の指導言語研究著書:初等体育授業づくり入門、体育科教育学の現在 主に小学校と中学校を対象とした体育授業における教材づくりに取り組んでいます。運動が得意な子も苦手な子も、みんなが前向きに取り組むことができ、延いては「体育が好き!」と言ってもらえるような授業の内容や方法について、学校現場と協同しながら探究しています。 また、運動が上手になってもらうには、教師の的確な「言葉がけ」が必要となります。どのような言葉をどのように表現すれば子どもにとって効果的なのか、このような教師の指導言語研究にも興味を持っています。准教授友とも川かわ 幸さち【研究分野】国際学校保健、健康教育、環境教育【研究テーマ】 健康教育・環境教育の教材開発/カリキュラム開発/人材育成/学校保健政策/エコヘルス  論文:「Key factors for school health policy implementation in Thailand」、「The ecosystem approach to health is a promising strategy in international development: lessons from Japan and Laos」、「Factors influencing the National School Health Policy implementation in Lao PDR: a multi-level case study」、「Risk factors for Opisthorchis Viverrini infection among schoolchildren in Lao PDR」、「世界の子どもの貧困と健康—貧困が生み出す格差の健康影響とその対策—」、「開発途上国の教員養成機関における健康問題とヘルスプロモーション活動のニーズ」、「保健学習の指導力向上のための模擬授業の効果と課題—省察の変容に着目して— 」ほかアジアやアフリカの開発途上国の子ども達のより良い成長と発達のために、健康と環境の改善を目指した研究をしています

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