教育学部研究紹介2019
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23図画工作・美術教育コース准教授小お野の 文あや子こ【研究分野】美術史【研究テーマ】西洋近代美術史/東西芸術交流史 グラスゴー大学博士課程修了(Ph.D.)。 英国におけるジャポニスムを出発点として、現在は近代における東西の芸術交流を中心に研究テーマとしている。著作物:Japonisme in Britain - Whistler, Menpes, Henry, Hornel and nineteenth-century Japan, RoutledgeCurzon, London & New York, 2003/『ホイッスラー展』 NHK,NHKプロモーション, 2014/「E.W. ゴドウィン 生活空間をデザインする」 『ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860-1900』 展,朝日新聞社,2014等。 教育学部では、美術史・美術理論の授業を担当し,絵画、彫刻、工芸、デザイン、服飾、建築など、幅広い視野から芸術について教えている。助教蛭ひる田た 直すなお【研究分野】メディア表現、デザイン【研究テーマ】作品制作/ E-learning教材/デジタルファブリケーション/製品開発/地域連携 メディア表現を軸に、作品制作および関連したE-learning教材について取り組んでいます。近年では、地域と連携した製品やパッケージの開発も行っています。助教大おお島しま 賢けん一いち【研究分野】教科教育学、美術教育学【研究テーマ】美術教育史/美術教育実践研究/アートプロジェクト 主に長野県や、アメリカ合衆国の美術教育の歴史を対象としながら、大衆社会や一般教育の黎明期に、近代的な美術の成立と同時進行的に美術教育がどのように成立していったのかという問題に取り組んでいます。現代の図画工作・美術教育に連なる思想や実践が、どのような背景を持って生まれてきたのかということを明らかにすることで、現代の美術教育の課題を解決する手がかりや、今後の美術教育の在り方への示唆が得られると考えています。また、アートプロジェクトやワークショップなどといった、現代的な芸術の動向と関わる美術教育実践、美術館との連携やICT機器の活用などといった現代的な美術教育実践についても関心をもっています。トライアングルパターンメーカーパターンデザインの学習や制作をインターネット上で行える環境について取り組んでいます。導電インクをもちいた作品制作、製品開発導電インクをもちいた照明作品、アニメーション作品、製品開発に取り組んでいます。湯本紗良(本学卒業生)画▲図画工作基礎の授業▲卒業記念展覧会(長野市芸術館 展示サロン)

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