教育学部研究紹介2019
24/40

22図画工作・美術教育コース准教授猪いの瀬せ 昌まさ延のぶ【研究分野】美術教育(彫刻)【研究テーマ】脱乾漆制作研究/触覚的教育に関する研究著書:「彫塑制作におけるミメーシスの循環」『美術と教育のあいだ』東京藝術出版会、2011年 主に人体をモチーフにした脱乾漆技法による制作研究を行っています。彫刻制作に必要な基本的造形力と知識を身につけると同時に、造形活動が人間形成にどのような教育的意義を持つのかを学びます。担当授業:彫刻基礎/彫塑実習/木彫演習/彫塑演習/彫刻表現論など所  属:国画会/日本美術家連盟/美術教育研究会/美術解剖学会など教授間ま島じま 秀ひで徳のり【研究分野】絵画、日本画【研究テーマ】超・日本画的考察/水を核とするKinesisの展開と山水思想、身体性の探求と実践  1993現代絵画の一断面「日本画を越えて」(東京都美術館)/アート・オン・エレメント火と水と風と地と(北海道立釧路芸術館)/1999VOCA展’99(上野の森美術館)/2000プライム:記憶された色と形(東京オペラシティアートギャラリー)/2001神聖なる白Eternal White(ローマ日本文化会館)/2002第1回東山魁夷記念 日経日本画大賞展(ニューオータニ美術館)’04、’08、’12/2004「超」日本画宣言(練馬区立美術館)/2004Kinesis in六角堂(茨城大学五浦文化研究所)/2007水のかたち展(茨城県近代美術館)2009間島秀徳 Kinesis/水の森-小杉放菴とともに(小杉放菴記念日光美術館)/2009観〇光(二条城)、2010(清水寺経堂)、2011(御寺 泉涌寺)/2015 6つの個展(茨城県近代美術館)/2016NIHON画-新たな地平を求めて-(豊橋市美術博物館)教授岡おか田だ 匡まさ史し【研究分野】美術教育学【研究テーマ】鑑賞教育/読解的鑑賞等論文:「ジャンティーレ・ダ・ファブリアーノ「マギ(東方三博士)の礼拝(1423年)」の題材化―キリスト教絵画の読解的鑑賞の実験的試みの一提案:テキストと時間構造の焦点化」/「カラヴァッジョ「聖マタイの召命(1599-1600年)」を学習材として使う読解主軸の鑑賞授業の考察―授業検証を通じた観察,自由解釈,情報提供(知識補塡),ロールプレイ等の分析を中心に」/「花の絵の系譜の読解的鑑賞―ヒューホ・ファン・デル・フース「ポルティナーリ祭壇画」と尾形光琳「燕子花図屛風」の東西比較を含む鑑賞題材の提案」/レンブラント「夜警(1642年)」の鑑賞題材化(7段階鑑賞学習プログラム)の試みⅠ―集団肖像画の読解的鑑賞の一局面(観察・記述と自由解釈を中心に)」他 絵画、彫刻、デザイン、工芸、美術史・美術理論、美術教育について総合的に研究し、専門的知識と制作技術をもつ教員の養成を目指します。芸術を通した人間形成を土台とし、美術教育の意味や価値を理解し、指導者に必要な高い専門性が身につけられます。学校教育としての美術がもつ様々な課題を学び、美術を通して子供達に語りかけ、共に成長し、喜びを分かち合う素晴らしさを探求します。人生を豊かにする美術の世界を共に学びましょう。図画工作・美術教育コース「掛ける」乾漆 2018年作品発表風景NO PHOTO

元のページ  ../index.html#24

このブックを見る