教育学部研究紹介2019
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〒380-8544長野市西長野6のロTEL026-238-4009(広報)4044(入試)平成30年7月発行 信州大学教育学部 研究紹介編集 信州大学教育学部 研究委員会『力漲る先生になろう!』 ■先生は国の宝です!  この国と社会の未来を形作るのは、間違いなく「子ども達」です。その子ども達を地域と共に学校で守り育てているのは、「先生」です。ですから、「先生」の質が高ければ高いほど、学業を終えた子ども達の"旅路"は一層実り豊かなものとなり、この国と社会を支える一人ひとりの行く末は一段と光り輝くものとなるのです。つまり、「先生」は、国の宝といえるのです。■力のある先生とは?  「子ども達が好き」、「教えるのが上手になりたい」、これらはとても大切なことです。でも、もっと大事にしなくてはならないのは、明日を生き抜く子ども達を、猛り狂う時代の荒波のなかで守り育て抜く智恵と勇気、そして、その覚悟があるかどうかです。 『深雪(みゆき)せる、野道(のじ)に小さき、沓(くつ)の跡、われこそ先に、行かましものを』(林 芋村先生)  こうした志こそ、真に力のある先生が身に付けておられる資質・能力なのです。■信州大学教育学部だからこそできること・体系的な臨床教育を受けられます  信州大学教育学部では、入学した1年生の時から、教育現場で学校の先生から学ぶ機会が授業として体系的に設けられています。特に、教育学部の附属6学校園での教育実習では、長野県内から選び抜かれた力のある先生方から、授業の進め方や学級の在り方を実体験に基づいて直に学ぶことができます。・小学校と中学校の教諭一種教員免許状が取得できます  教育学部のほとんどのコースでは、小学校教諭一種免許状と共に、コースの教科の中学校教諭一種免許状を取得できます。さらに、授業を計画的に履修していくと、他教科の中学校教諭一種免許状や特別支援学校教諭一種免許状の取得も可能です。・教職大学院に進学すれば、専修免許状に格上げできます  我が国では、学校の先生を教育学部4年間と教職大学院2年間で一貫して育成する施策が現実に動き始めています。信州大学教育学部においても、本学部を卒業した後に信州大学大学院教育学研究科(教職大学院)に進学し、実践的な資質・能力を高めるとともに、学部で取得可能な免許状より格上の専修免許状を取得するよう強く推奨しています。特に、長野県で小学校の専修免許状が取得できるのは、信州大学大学院教育学研究科(教職大学院)だけです。 力漲る「先生」を目指す受験生の皆さん、御入学を心からお待ちしています。信州大学教育学部長 宮﨑 樹夫 

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