教育学部研究紹介2019
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14准教授篠しの﨑ざき 正まさ典のり【研究分野】社会科教育学(社会科教育史、社会科教育、歴史教育)【研究テーマ】成立期社会科における学習指導の確立過程/社会科における歴史的リテラシーの育成 著書:「社会科成立期の中学校社会科日本史学習指導における『歴史的な物の見方・考え方』の育成」(江口勇治監修/井田仁康・唐木清志・國分麻里・村井大介編『21世紀の教育に求められる「社会的な見方・考え方」』 帝国書院,2018)/「初等社会科教育の学習指導」(井田仁康・唐木清志編『初等社会科教育』ミネルヴァ書房,2018)ほか。論文:「1948年度文部省教科書局実験学校における社会科カリキュラム研究の実態」(『中等社会科教育研究』32,2014)/「東京第二師範学校男子部附属小学校における『作業単元』の導入過程」(『カリキュラム研究』21,2012)/「1947年度指定文部省教科書局実験学校における社会科教育の実施過程」(『中等社会科教育研究』30,2012)/「文部省教科書局実験学校における社会科単元指導計画の作成」(『社会科教育研究』112, 2011)ほか。准教授駒こま村むら 哲さとし【研究分野】国際関係論、政治学【研究テーマ】20世紀の歴史/冷戦史著書:『もっと知りたいロシア』戦争と平和の時代である20世紀の歴史について関心があります。具体的には、第1次世界大戦、第2次世界大戦、冷戦のそれぞれに関する原因、経過、結果について研究しています。従って、従来の日本史、世界史の区分ではなく、グローバルな視点から歴史を見ていきたいと思います。教授松まつ本もと 康やすし【研究分野】 教科教育学、社会科教育【研究テーマ】問題解決学習論/情報化社会と社会科教育/自律的学習法/主権者教育 著書:「社会科教育40年-歴史と展望-」(共著)、「社会科教育の歴史と展望」(共著)、「高等学校の社会史」(共著)、「現代社会科教育論」(共著)、「社会科授業の理論と展開」(共著)、「日本と中国-若者たちの歴史認識-」(共著)、「個を育てる教育実践の筋道」(共著)、「学校教育の再構成をめざして」(共著)、「新訂生活科授業研究」(共著)、「社会科教育実践ハンドブック」(共著)、「子どもとともに育つ『技』」(共著)、「新社会科授業作りハンドブック」(共著)論文:「連想語に見る『平和意識』の発達(1)」、「大学における生活科授業のパラダイム」、「問題解決学習における子どもの『学力』」、「情報化社会の問題解決学習」、「高度情報化社会における社会科教育の課題」准教授藤ふじ崎さき 聖せい也や【研究分野】経済学【研究テーマ】経済政策の理論的分析/経済的内容を軸とした、教育での情報活用 教員養成の中でも、社会科の経済的内容に関連する研究を進めています。[1.経済政策の理論的分析] 経済学には、労働、財政、金融、歴史など様々な研究対象があります。その分析方法としての理論は、複雑な現実の経済社会を切り取って見やすくする「地図」のような役割を担います。高校まではあまり重視されない分、大学で学ぶと「難しさ」も「新鮮さ」も味わえるかもしれません。[2.経済的内容を軸にした、教育での情報活用] 皆さんが教員になったら、例えば、社会を見るための統計を子どもたちに示して学びのきっかけを作ることもあるでしょう。教育での様々な情報活用に対する支援を教員養成でどのようにできるのか、授業実践の中で私自身も学びつつ探究しています。社会教育コースNO PHOTONO PHOTO

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