教育学部研究紹介2019
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10国語教育コース准教授八や木ぎ雄ゆう一いち郎ろう【研究分野】国語科教育学【研究テーマ】国語教育史研究/「読むこと」学習における創作活動に関する研究著書:①全国大学国語教育学会編『国語科教育学研究の成果と展望Ⅱ』東洋館出版社、2013年(「国語科歴史的研究に関する成果と展望」担当」)②福永・藤森・宮島・八木『交流—広げる・深める・高める—』東洋館出版社、2015年③吉田監修、塚田・甲斐・長田編『初等国語科教育』ミネルヴァ書房、2018年(第6章「伝統的な言語文化」担当)論文:①「国語科における『古典』概念の形成過程」博士論文(筑波大学)、2017年②「文学的文章の学習指導における『続き物語』の採り入れ方―『星の花が降るころに』(光村図書・中学校第1学年)の実践から―」『信州大学教育学部研究論集』Vol.13、2019年(島田俊哉との共著)③「作文への意欲を高めるための『取材』活動のあり方―『自己PR文』を書く単元(小学校第5学年)を事例として―」『信州大学教育学部研究論集』Vol.13、2019年(龍野直人との共著)准教授友とも田だ 義よし行ゆき【研究分野】日本近代文学、映像学【研究テーマ】安部公房と勅使河原宏によるコラボレーション/戦後前衛芸術運動の研究   日本近代文学と映像表現の相関について研究しています。私たちは、小説を元にした映画を観たり、映画のノベライズを読んだりする際に、「原作」との比較を行っています。ある物語がメディアを超えて別の形に作り直されるとき、どんなことが起きるのでしょうか。私は安部公房の小説と、それを映画化した勅使河原宏監督による、ジャンルを超えたコラボレーションに着目し、原作小説を台本や映画と比較しながら読解してきました。彼らと共に言葉と映像の可能性を追究する旅は、刺激と感動に満ちています。また、こうした取り組みを、国語科教材やメディア・リテラシーの研究にも応用しています。コース学生全員が西長野キャンパスで交流を深める新入生ゼミナール▲学生書道展の準備

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