人文学部_学部案内2020
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50Academic Staff助教 | 葛西敬之[ドイツ文学]近現代ドイツ語圏の文学, とりわけローベルト・ヴァルザー, ギュンター・グラスなどの作品を研究している。また, 文化学の一つとしての文学が, 文化的記憶として果たし得る役割についても関心を持っている。比較言語文化コース ||フランス語学・フランス文学分野————————————————————教授 | 吉田正明[フランス語学・フランス文学]近代フランス詩研究, 特にランボー, ボードレール, ヴェルレーヌ, ラフォルグなど19世紀後半のフランス詩を研究している。また, 詩法の変遷や詩の韻律法といった作詞術や, シャンソンと文学との影響関係にも興味を持っている。̶教授 | 鎌田隆行[フランス語学・フランス文学]生成批評の立場から十九世紀フランスの文学テクストに取り組んでいる。近年はバルザック『パリにおける田舎の偉人』や『セザール・ビロトー』の生成資料を主なコーパスとし, 自筆草稿や校正刷り等の検証を進めてきた。メディア, 支持体の問題を視野に入れて, 文学作品の生成・流通・受容の関係を広く考察することを目指している。————————————————————英米言語文化コース || 英語学分野————————————————————教授 | 伊藤盡[英語史, 中世英語 / 北欧語文献学]中世初期イングランドにおいて英語話者と北欧語話者の間に見られた言語の融合過程を研究する。言語文化としての北欧神話や中世英雄叙事詩の文献学的研究, 『ロード・オブ・ザ・リング』のエルフ語研究も行っている。̶助教 | 趙泰昊[中世イギリス文学・英語史]中世後期イングランドにおける「異教徒」としてのイスラーム文化圏との文化接触や異文化認識, 中英語ロマンス文学における文化接触に関わる言語的表現について研究している。中世後期イングランドに残された写本の古書体学(palaeography)も修得している。英米言語文化コース || 英米文学分野————————————————————教授 | 杉野健太郎[アメリカ文学・文化]フィッツジェラルド, ヘミングウェイなどの20世紀アメリカ小説や映画を中心に研究しており, また, 批評理論ならびに英米文学・文化と英語の教育法にも関心を持っている。̶

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