人文学部_学部案内2020
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49Academic Staff歴史学コース || 西洋史分野————————————————————准教授 | 佐藤真紀[フランス近代史]フランス革命期の社会を人的結合関係からみることで, 大衆にとっての「革命」とは何であったのか, あるいは, ブルジョワジーにとっての「革命」とはどのようなものであったのかということを考える。————————————————————比較言語文化コース || 比較文学分野 ————————————————————教授 | 野津寛[西洋古典文学]古代ギリシア演劇, 特に紀元前5世紀の喜劇詩人アリストパネースの作品に関心を持っている。ヨーロッパ文学の起源をホメーロスまでさかのぼり, 近代文学における西洋古典文学の受容の歴史を教育・研究している。̶教授 | 澁谷豊[比較文学]近代日本文学と西洋文学の比較文学的研究。特に「近代日本におけるフランス文学受容」と「近代日本人作家の滞仏体験」に関心を持ち, 現在, 両次大戦間のパリに滞在した日本人作家の足跡を調査している。また, フランス語圏の作家(エマニユエル・ボーヴなど)の翻訳紹介にも携わっている。比較言語文化コース || 中国語学・中国文学分野————————————————————教授 | 氏岡真士[中国古典文学]戯曲・小説に関わる諸問題を, 主な研究テーマとする。たとえば「三国志演義」や「西遊記」に代表される, 旧白話(近代以前の口語)小説の発展過程について, 芸能や出版との関係に留意しながら, 考察を進めている。̶准教授 | 伊藤加奈子[現代中国語学]現代中国語の共通語における文法構造の考察をしている。現在は日中対照分析による中国語と日本語の複文の差異や, 中国語の文成立に関わる副詞のあり方に関心を持っている。比較言語文化コース || ドイツ語学・ドイツ文学分野————————————————————准教授 | 磯部美穂[現代ドイツ語学]テクスト言語学・認知言語学などの観点から, ドイツ語の造語法に関する研究を行っている。共時的な視点からだけではなく, 通時的に言語現象を分析することで, より多元的にドイツ語のしくみを解明していくことを課題としている。̶

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