人文学部_学部案内2020
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42Courses1–2年次のときは基礎的なフランス語の習得に重点を置き, フランス語の文法, 発音, 読み, 聞き取り, 会話などを中心にフランス語の基礎的運用能力と読解力を身につけていくとともに, フランス言語文化の基礎知識を学んでいきます。3年次には主に文学作品をテクストにして, 文学研究やテクスト解釈の方法について学び, 2年次までに身につけたフランス語やフランス言語文化の基礎知識をさらに深め, のばしていきます。4年次には, それまでの学習を通して見出した興味のあるテーマを自ら設定し, それを最終的に卒業論文に仕上げていきます。3年次に培った文学研究や作品解釈の方法, あるいは課題探求能力や論理的思考法が卒論作成に最大限活かされるよう, 定期的に論文指導が2名の教員によって行われます。また, フランスのラ・ロッシェル大学との間に学術交流協定が結ばれており, 努力すれば交換留学生としてフランスへの留学の道も開かれています。◆英米言語文化コース(英語学分野・英米文学分野)は, イギリス, アメリカをはじめとする英語圏の言語や文化を広く学ぶことを通して, 真の国際化の時代にふさわしい英語運用能力を養い, それを土台に異文化理解を深め, 思索力, 構想力, 開拓力, コミュニケーション・リテラシー, 批判力を鍛えて, 現代社会で活躍できる人材を育成します。̶英語学分野では, 英語の史的変化, 英語語彙の意味, 英語が伝わる仕組み, 英語と社会との関わり方などについて学び, 英語をめぐる数々の謎を発見し, 各人が調査・分析します。大学での学びの集大成となる卒業論文では, 英語をめぐる数々の謎を発見しながら, 教員による個別指導を受けながら, 先人の英知を批判的に見る目を養い, 論理的思考によって自らの考えを客観的に記述し, 世の中に自分の考えを問いかけて見せます。̶英米文学分野では, 文学・映画を中心にイギリス, アメリカをはじめとする英語圏の文化に原語でふれることで, 異文化を理解する力や芸術「作品」をより深く観賞する力を養うとともに, 「テクスト」として精緻に分析する力や批判的に読み解く力を培います。––––––––––––––––––––英米言語文化コース––––––––––––––––––––¶英語学分野¶英米文学分野

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