人文学部研究紹介2019-2020
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34経 歴●研究分野日本言語文化コース所属学会と学会での活動主要学術研究業績研究から広がる未来と将来の進路現代日本語学,日本語教育学日本語教育学分野●現在の研究テーマ1.言語学・現代日本語学  1)現代日本語の談話論  2)日韓中対照談話論  3)日本語方言における文法と談話の接点の研究  4)言語接触からみた気づかれにくい方言の研究  5)イントネーション文法と談話展開の研究2.日本語教育学  1)異文化コミュニケーションからみた日本語教育方法の開拓  2)日本語教育学における学的枠組みの構築  3)日本語教員養成論現代日本語の研究をしています。世界の言語の一つとして日本語のしくみを解明すること,外国人が生きた日本語を学びやすいよう基礎研究を行うことが課題です。日本語の基礎研究から,新しく有効な外国人のための日本語教育方法が生まれます。また,日本語を母語とする人にとっては,日本語という言葉について深く考え,自分自身を知ることにつながります。【単著】2006年『日本語談話論』和泉書院 *日本学術振興会学術図書出版助成による出版【共著】2018年『コミュニケーションの方言学』ひつじ書房2015年『跨文化理解与日語教育(異文化理解と日本語教育)』高等教育出版社,北京2015年『柳田方言学の現代的意義―あいさつ表現と方言形成論』ひつじ書房2010年『方言の発見―知られざる地域差を知る』ひつじ書房2008年『シリーズ文と発話2 「単位」としての文と発話』ひつじ書房2005年『新ことばシリーズ18 伝え合いの言葉』財務省印刷局2003年『朝倉日本語講座4 言語行動』朝倉書店2001年『応用社会言語学を学ぶ人のために』世界思想社 日本語教育学会(審査・運営委員 1999年~現在)日本語学会(評議員2003~2015;大会運営委員2002~2004)日本方言研究会(世話人2002~2008)社会言語科学会(理事2003~2009;広報委員長2007~2009;学会誌編集委員2000~2006;大会発表賞選考委員2001~,2015~2017)日本語文法学会(学会誌編集委員;2000~2004)韓国日本語学会(海外一般理事2013~現在)長野・言語文化研究会(代表2015~現在)博士(文学)2005年,東京都立大学東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了(1980年),博士課程単位取得満期退学(1986年)花園大学専任講師,助教授を経て,信州大学人文学部助教授(1993年),教授(2002年~現在)●教授 沖 裕子

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