研究紹介2019-2020
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19 動物生態学研究室 研究から広がる未来 卒業後の未来像 泉山 茂之 教授 2006年信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター准教授、2010年より現職、研究分野は哺乳類学、野生動物管理学。 (写真一枚or複数枚組み合わせ) 過酷な山岳環境に生息する野生動物の長期研究を進めています (写真一枚or複数枚組み合わせ) 人間と野生動物とのよりよい関係を目指して努力を続けています 中部山岳地域の山岳環境保全を目的として、野生動物の長期生態研究を実施しています。生息条件が厳しい高山・寒冷環境下において、野生動物たちがどのような手立てで生きているのかを明らかにするための研究を行っています。 人間と野生動物との、より良い関係を目指して、野生動物の保護管理への取り組みと、農林業被害防除技術の普及を行っています。野生動物による農林業被害の軽減のため、研究成果をもとに、防除技術の普及に取り組んでいます。 ニホンザルは、なぜ槍ヶ岳を目指すのか ー過酷な山岳環境を生き抜くー 公務員、博物館、教員、測量・コンサルタント、JA上伊那、民間(木材)、大学院進学など、大自然と真っ正面から向き合う仕事ばかりです。 豊かな自然環境に恵まれた日本アルプスを調査・研究の拠点とし、生息環境が厳しい寒冷・高山環境に生息する野生生物についての長期にわたる基礎的な生態研究と、グローバルな気候変動や自然環境の変化による、陸上生態系の推移の把握と、将来の予測を行う。さらには、中部山岳地域における調査・研究を核としつつ、アジアや地球規模での山岳における調査・研究との比較や、共同研究を進める。 動 物 資 源 生命科学コース

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