大学概要2018
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教育Education教育に関する目標入学者受入方針(アドミッションポリシー)(1)教育内容及び教育の成果等に関する目標【学士課程共通】【大学院共通】(2)教育の実施体制等に関する目標(3)学生への支援に関する目標(4)入学者選抜に関する目標① 学士課程においては、全学的な指針のもとで教員・学生同士の人的交流を重視した学士課程教育を展開し、次代を切り拓きグローバルに活躍できる人材を育成する。 ② 大学院課程においては、教育課程の組織的展開を図り、高度専門職業人としての専門的能力に加え、幅広い領域の知識を備えた、現代のグローバル社会で指導的役割を果たしうる人材を育成する。③ 成績評価及び卒業・修了認定の更なる厳格化を進め、教育の質を保証する仕組を整備し、学位授与の方針に合致する人材を輩出する。信州大学は、真理への探究心とチャレンジ精神を培い、高度な専門知識と深い思索力を基にして、課題を探求し解決する能力を備えるとともに、豊かな人間性と広い視野をもち、身につけた知識や技術を人類文化と社会の持続的発展に役立て、世界の平和と自然環境の保全のために活かすことのできる、意欲あふれる若者を育てることを教育の目標にしています。したがって、この教育を受けるために必要な高等学校修了段階の基礎学力を有する人を求めています。以下のような能力や意欲を備えた人たちを積極的に受け入れます。・幅広い教養と専攻する分野の専門知識を持ち、さらに高度な専門的知識・専門応用能力を修得したい人・知的好奇心が旺盛で、専門的課題や地域社会の抱える課題に主体的に取り組む人・深い知性、論理的な思考力、豊かな人間性を備え、様々な分野でリーダーシップを発揮し、活躍したい人・社会・環境・国際問題に関心をもち、創造力を活かし、グローバルに活躍したい人・職業経験から獲得した知識・技能を高度化、深化させたい人① 多分野の教員が所属する学術研究院を活用して教員を配置し、効果的な教育プログラムを展開するとともに、教育企画機能及び教育実施機能の充実により、教育の質を向上させるシステムの高度化を図る。② 主体的学修を促すため、教育・学修環境の整備を実施し、教育の質を向上させる。学生の多様なニーズに対応したきめ細かな支援を実施し、学生に充実したキャンパスライフを提供する。入学者受入方針で求める人材を適正に選抜するための改革を進める。学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)学士課程共通○ 豊かな人間性○ 人類知の継承○ 科学的・学問的思考○ 環境マインド○ 社会人としての基礎力・みずからを他者や社会との関わりのなかで捉え、自己啓発に努めることができる【自己認識・自己啓発マインド】・理想や倫理観をもって社会の平和的・持続的発展のために行動できる【社会的行動マインド】・人類の知を継承し、それらの成果の上に立って未来について創造的に考えられる【人類知の継承と未来創造マインド】・世界の多様な文化、思想、歴史、芸術に関する幅広い素養がある【多様な文化受容マインド】・科学諸分野の歴史やその成果に関して幅広く理解できる【科学リテラシー】・自然や社会の現象を普遍的な尺度や数量的指標を用いて理解できる【普遍的・数量的理解力】・専門学問分野における知識・技能を備え、それらを応用できる【専門知識と応用力】・専門以外の他分野に関する体系的な知識や素養がある【専門外の知識】・信州の自然・文化的環境への興味と関心をみずから深めることができる【地域環境に関する理解】・自然および人類社会が直面している環境問題を理解することができる【環境基礎力】・地球環境と人類文化との調和・共生のため、積極的に行動することができる【環境実践力】・日本語および外国語を用い、的確に読み、書き、聞き、他者に伝えることができる【言語能力】・対話を通じて他者と協力し、目標実現のために方向性を示すことができる 【コミュニケーション能力、チームワーク力、リーダーシップ】・多様な情報を適切に取捨選択し、分析・活用できる【情報活用力】・みずから問題を見出し、すじみちを立てて解決できる【問題発見・解決能力】教育29

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