大学概要2018
16/84

次世代リチウムイオン二次電池長期間使用可能な人工関節重金属除去機能付浄水器(左:家庭用浄水器 中:携帯型浄水器 右:ティーバッグ型浄水器)原料粉末 + フラックス原料加熱冷却単結晶ルビーの結晶ルビーなどの宝石も無機結晶の仲間です!様々な無機結晶を作る信州大学の技術「フラックス法」※1地域イノベーション・エコシステム形成プログラムとは 大学が持つ他にはない「コア技術」を基に事業を創出する取組を推進。事業化の成功事例を生み出し、日本型イノベーション・エコシステム(多くの関係者が集い、イノベーションが継続的に生み出される仕組み)の形成と地方創生を実現。文部科学省の支援により全国に14拠点(平成30年5月現在)を設置。 フラックス法は、結晶の材料と溶媒(フラックス)を混ぜて加熱し、溶かして液体にした後さらに冷却して結晶を作る方法です。作り出した無機結晶および関連材料を製品に搭載し、これまでにない浄水デバイス、リチウムイオン二次電池、生体デバイスを実現、事業化を目指します。フラックス法による無機結晶の育成特色4:トップレベルの研究を活かしたイノベーションを目指す産学官連携社会のニーズをとらえた魅力ある商品・サービスを大学の材料技術を核に実現日本では少子高齢化、世界では人口の急激な増加など社会の激変が起こるなか、安全な水資源の担保・エネルギーの確保・医療費の高騰等様々な課題(ニーズ)が発生しています。本プロジェクトでは、新しい無機結晶材料を大学の技術「フラックス法」により作り出すことでこれらの課題(ニーズ)を捉えます。材料を作ることにとどまらず、材料を搭載した商品を生み出し、信州大学から世界に発信し、人々の手に届けることを目指して活動しています。革新的無機結晶材料技術の産業実装による信州型地域イノベーション・エコシステム文部科学省地域イノベーション・エコシステム形成プログラム※プロジェクトは文部科学省地域イノベーション・エコシステム形成プログラム※1の採択を受け、平成29年度から平成33年度(予定)まで実施します。16

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る