大学概要2018
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X-Breedシステム・デバイス設計研究者群有機材料・高分子材料研究者群無機材料・カーボン材料研究者群物性物理・物性科学研究者群計算科学研究者群圧倒的な省エネルギー圧倒的な低環境負荷材料の作製現象の起源材料の応用持続可能な社会・エネルギー貯蔵・エネルギー変換・グリーン発電技術・物性・性能評価・評価手法開発・アーキテクチャ設計・ナノ金属・ナノ酸化物・機能性高分子・メタマテリアル・薄膜・ファイバー・バイオ材料・機能性カーボン・分光手法・電気化学手法・顕微手法・放射光手法・大規模計算・量子力学計算先鋭領域融合研究群 ②環境・エネルギー材料科学研究所アイデアをクロスブリードし、革新的な材料を創製する部門紹介圧倒的な省エネルギーと低環境負荷に資する材料を創成するために、革新的な材料科学間及びその周辺分野をクロスブリード(X-Breed)させ、従来の手法では解決困難な課題を打破し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。 蓄電池部門では、相界面制御による物質輸送の高効率化を指導原理として、フラックス法をはじめとした独創的で高品質な「結晶育成・相界面接合技術」によるエネルギーキャリアの伝導パスデザインを実現、ダントツ性能を示す蓄電材料や新しい蓄電方式を具現化し、その有用性を実証していきます。蓄電池部門 革新創製・高度解析部門は、回折法や散乱法等を用いた新しい解析法による「見える化」によって界面近傍の分子現象を明らかとして、蓄電池、燃料電池等のデバイスの飛躍的な高効率化を目指すとともに、界面の制御による新しい物質系の開発を行っています。革新創製・高度解析部門 燃料電池部門では、物質移動や反応速度を向上させた効率的なナノ界面設計を指導原理として、ナノシートをはじめとした革新的なナノ触媒を設計し、高活性かつ高耐久な触媒系を実現します。また、燃料電池技術を応用した次世代電解システムの開発研究も行います。燃料電池部門 課題探索部門において研究者のクロスブリードにより生み出されたアイデアを実行に移し、アイデアの育成を行います。実行にあたって当研究所に所属する研究者同士で、現象の起源、材料の作製、材料の応用の観点から、必要な技術を補完し新材料の創製を目指します。課題探索・横断研究部門 太陽電池部門では主に有機と無機材料のハイブリッド構造を用いた第3世代型太陽電池の実現を目指した研究を行います。変換効率が30%を超える機構と構造を有機材料を用いる事で低製造コストかつ高効率な太陽電池の実現を目指しています。 光デバイス部門では、従来の材料では実現できないような光機能の創出に向けて挑戦しています。特に、他部門で作製されるこれまでにない材料について、それらの光物性を詳細に調べ、そのメカニズムを解明し、新たな光デバイスへつないでいくことを目指しています。太陽電池部門光デバイス部門カーボン科学研究所環境・エネルギー材料科学研究所国際ファイバー工学研究所山岳科学研究所バイオメディカル研究所先鋭領域融合研究群12

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