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13長野県民の9割以上が歌えると言われ、多くの県民に親しまれている県歌「信濃の国」。今年2018年は県歌制定50周年、ということで、長野県のあちこちで話題になっています。この「信濃の国」は、信州大学の前身校のひとつ、長野県師範学校(現:信州大学教育学部)の教諭であった浅井洌(あさいれつ)による作詞に、同じく師範学校教諭であった北村季晴(きたむらすえはる)作曲で約120年前に誕生し、現在は信州大学教育学部附属長野小学校の校歌としても歌い継がれています。「校歌としての『信濃の国』」展は、周年事業プレイベントとして、附属図書館教育学部図書館と教育学部附属長野小学校の主催で、平成30年7月に教育学部図書館、10月~11月には大学史資料センターの協力のもと、中央図書館で開催されました。浅井 洌 頌徳碑建立 大正5(1916)年10月25日内堀維文撰 岡川五郎書長野(教育)キャンパス正面脇の駐車場入り口にある、4つの頌徳碑のなかのひとつ。浅井の長野県師範学校奉職30年を称え、在職中に建立された。浅井 洌 (あさい れつ)嘉永2(1849)年―昭和13(1938)年旧制中学校教員などを経て、明治19(1886)年、教育学部の前身校である長野県師範学校教諭となる。国文と書道とを教え、文武の素養に富むその人格は師範学校の学生に強い影響を与えた。 プレイベント信濃の国
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