NOW110号
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17平成30年1月25日、信州大学学術研究院 繊維学系は、下坂 誠 現繊維学系長・学部長の任期満了に伴う学系長・学部長選挙を行いました。116名の選挙権者のうち104名が信任投票を行い、有効投票数の過半数の信任票を獲得した下坂 誠 教授(応用生物科学科)が再選となりました。同日付けで学長の承認を受けました。任期は2018年4月1日から2021年3月31日までの3年間です。再選を果たした下坂教授は翌26日の記者会見で「大学院教育を充実させ高度な専門技術者、研究者の育成に努めたい」と抱負を語りました。次期繊維学系長に下坂 誠 教授を選出信州大学、北信州森林組合、アジア航測株式会社で構成する「LSによるスマート林業コンソーシアム」は、フィンランド大使館や農林水産省林野庁、長野県などに後援をいただいて、平成30年2月27日、都道府県会館(東京都千代田区)にて「レーザセンシングによるICTスマート精密林業in東京」を開催しました。世界的にICTによるスマート精密林業は注目されており、同コンソーシアムでも、レーザセンシングによる効率的な森林の在庫管理と収穫情報をもとに、GISによる森林管理、衛星情報を活用したナビゲーション、IoT機能を持つハーベスタ、クラウドサービスなどの先端技術を駆使して、川上・川中・川下での木材サプライチェーン構築に向けて「長野モデル」を開発しています。世界の先頭でレーザセンシングによる森林管理技術を開発する北欧のフィンランド国最先端レーザ研究所などの多くの研究者にも登壇いただき、日本林業の成長産業化を目指す共同シンポジウムとなりました。フィンランド・日本合同シンポジウム「レーザセンシングによるICTスマート精密林業in東京」開催会見する下坂誠次期繊維学系長・繊維学部長盛況となった会場主催者を代表してあいさつを行う信州大学濱田州博学長駐日フィンランド大使館ユッカ・シウコサーリ大使農林水産省林野庁牧元幸司次長基調講演を行う信州大学山岳科学研究所特別招聘教授、フィンランド最先端レーザ研究所所長ユハ・ヒッパ氏コンソーシアム代表、信州大学先鋭領域融合研究群 山岳科学研究所加藤正人教授北信州森林組合業務課主任 南都寛氏、アジア航測株式会社森林・農業ソリューション技術部計測・情報解析課課長 大野勝正氏林野庁中部森林管理局 中信森林管理署総括地域林政調整官 岩塚伸人氏北信州森林組合業務課長堀澤正彦氏フィンランド最先端レーザ研究所(CoE_LaSR)上級研究員、ソリッドポテト株式会社 アントレ・クコ博士スウェーデン農科大学教授ホカン・オルソン氏フィンランド最先端レーザ研究所(CoE_LaSR)、東フィンランド大学准教授ミコ・バストランタ氏

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