医学科研究紹介_2017-2018
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41最適ながん治療の提供と先進医療・研究を推進する医師を目指そう!当教室は、がんに関する内科的治療(化学療法、放射線治療および緩和ケア)の診療、研究をしている教室です。がん治療は著しく進歩しています。標準的治療を学び実践し患者に提供することと同時に、基礎研究や臨床研究を通じて新たな治療法の開発にも探求心を持ち続ける人材が求められます。若い皆さんの参加を求めています。・腫瘍内科: 血液・唾液ないしは組織検体を用いた抗腫瘍効果予測因子の解析      多施設共同臨床研究      遺伝子解析を用いた血液疾患の病態解析・放射線治療:定位放射線治療患者の集積とその治療効果の解析・緩和ケア:QOLの高い疼痛緩和を目指した、新たなインターベンション治療の開発基礎実験であれ患者対象とした臨床研究でも、がん領域には幾多の難解で、解決すべきことが山済みです。またがん治療における標準治療は時代とともに変化しています。その標準治療の変化や新たな確立、また全く新しい治療法の開発に貢献できる人材になれます。多施設共同研究を通じて人脈も形成できます。大学で、がん治療専門医として診療や研究を継続することもできますし、一般の病院でもがん治療の専門医や指導医として一活躍もできます。また、一般病院にいても大学を含めた多施設共同の臨床研究を継続することはできます。主な研究テーマ研究から広がる未来卒業後の未来像包括的がん治療学(教授 小泉知展)樹状細胞とがん細胞がん疼痛患者への除痛治療何としても救けたい 最初に診るのは我々だ命を救いたい、これは医師を志す人なら誰しも抱く、根幹となる思いです。救急集中治療医は、まさにこの思いに直結する診療を行う専門家といえるでしょう。救急集中治療の魅力は、重症な患者さんの治療し救命することにありますが、それは病院内の診療だけにとどまりません。病院の外、例えば災害時の対応、交通事故の現場、あるいは日常の場でも救命に直結する診療ができることは、他の診療科にはない大きな強みです。さらに、複数の臓器が同時に障害され各臓器の専門家には対処が困難、このような時には全身管理の可能な我々の出番です。・ 院外心停止、心原性ショック症例の予後改善・ 多剤耐性菌による院内感染の制御方法の開発・ 敗血症性ショックにおける血液浄化療法の効果についての検討最良の研究とは、現在の治療の問題点を把握し解決することで、最終的に新しい治療法の開発につなげることです。必ずしも救命できる人ばかりではありません。現在の治療にどのような問題点があるのか、また、それはどのように解決できるのか、科学的な思考力が必要です。ただ救命するだけでなく、より良い状態で救命する、救命の質を上げていきたいですね。全身管理の専門家はまだ少なく、どの地域、病院にも充足していません。しかし、必ず救急集中治療の必要な患者さんはいます。卒業後もずっと、研鑽を続けながら苦しむ人を救け、献身的にその地域を支えています。主な研究テーマ研究から広がる未来卒業後の未来像救急集中治療医学(教授 今村 浩)救急集中治療医学教室メンバー災害医療チーム(DMAT)フライト・ドクターとドクター・ヘリコプター

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