2018環境報告書
50/54

49信州大学は、男女共同参画社会の実現に努めることを社会的責務として、「信州大学男女共同参画行動計画」の下、多様な人材が育ち活躍できる環境づくりに向けて積極的に取り組んでいます。■ 大学内の保育園(信州大学おひさま保育園)  による保育環境の整備おひさま保育園は、乳幼児定員90名で、本学に勤務する教職員の仕事と育児の調和(ワーク・ライフ・バランス)をサポートしています。快適な保育施設の下、生後8週から受け入れ、認可保育園では難しい年度途中の未満児の受入にも柔軟に対応し、早期職場復帰希望者へも対応しています。■ 大学入試センター試験実施日における  一時保育例年、土・日曜日に実施される大学入試センター試験においては、子育てしながら業務を担当する教職員の支援として、松本キャンパスと長野(教育)キャンパスにおいて生後2ヶ月から小学校6年生までの子どもを対象に一時保育を実施しています。利用した教職員からは、安心して業務に従事できるとの声が寄せられています。■ 研究補助者制度による研究活動の支援研究者が、出産・子育てまたは介護などで研究を中断しないよう、研究補助者を配置する制度を実施しています。研究補助者にはできるだけ本学の学生を起用し、将来のキャリアパスにつながるよう配慮しています。支援を受けた研究者は、研究時間を確保し、仕事と家庭の両立を図っています。また、研究補助者となった学生にとっても研究者の仕事を身近に見聞し、補助業務を経験することによって、自らのキャリア形成にも役立っています。信州大学は、ハラスメント(嫌がらせ)のないキャンパスづくりに取り組んでおり、例年、ハラスメント防止研修会を開催しています。平成29年12月14日(木)、松本キャンパス旭会館3階大会議室を主会場として、事務系職員を対象としたハラスメント防止研修会を開催しました。講師には、公益財団法人21世紀職業財団 客員講師の吉田仁志氏をお迎えし、93名の参加がありました。参加者からは、言葉以外にも表情や態度にも気をつけなければならないということを改めて感じました、などの声が寄せられました。誰もが被害者、加害者になる可能性があるハラスメントの発生を未然に防ぐためには、構成員のハラスメント防止の意識を高めることが大切であり、研修会を継続的に開催して、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。2.ハラスメント防止への取り組み1.男女共同参画への取り組み05働きやすい・学びやすい環境づくり男女共同参画への取り組み

元のページ  ../index.html#50

このブックを見る