2018環境報告書
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41(1)校内外の環境美化①毎日取り組んでいる花の栽培活動中学部では、パンジーやマリーゴールドなどの花の栽培活動に取り組んでいます(写真1)。自分たちが種から育てた花を校内の花壇やプランターに植え、毎日自分の分担場所の花の手入れをしています。②地域の公園の花壇作りと管理校内の花壇作りだけでなく、中学部では毎年、地域の公園の花壇作りも行っています(写真2)。花の苗を植え、水やりや除草など定期的に手入れをし、地域の方からも喜ばれています。③畑で野菜作り全校児童生徒が学級や部の畑で野菜作りに取り組んでいます。学級ごとに好きな野菜を植え、毎日の水やりや草取りなどの畑の管理を友達と協力して行い、収穫した農作物は調理活動に使ったり販売したりしました。また、平成28年度からは、父親を主体とした「おやじの会」が校内の空き地を利用して畑作り(おやじの畑)を始めています(写真3)。空き地にさまざまな農産物や花を栽培することで環境改善を図ることができたと同時に、週末には畑に保護者や児童生徒が集い、互いの親睦を深める機会ともなりました。(2)リサイクル活動①牛乳パックを使った紙すき高等部では、本校や附属長野小・中学校の給食で飲み終わった牛乳パックを材料に紙すきに取り組みました(写真4)。紙すきをした和紙の中にマリーゴールドの種を入れた『シードペーパー』や、すいた和紙を使った『ご祝儀袋』を作って販売しました(写真5)。売上金は自分たちの修学旅行の費用の一部となり、リサイクル活動のよさを生徒自身が実感することができました。また、紙すきをした和紙を時計盤にしてオリジナル時計を作り校内の友達や先生方にプレゼントしました。素敵な時計だと多くの人に喜んでいただきました。②廃材を使った木の製品作り中学部では、廃材を使って木の製品作りに取り組みました(写真6)。トナカイやフクロウの飾り物を作って販売をし、売上金で地域の方を招待して一緒にクリスマス会を楽しみました。 (3)節水・節電等の省エネ活動生徒が自ら節水・節電に取り組むことができるよう、生徒会活動の中に省エネに関わる活動を位置付け活動しています。生徒総会で節水の呼びかけをしたり(写真7)、生徒会の時間にポスターを作成して校内に掲示したりしています。(4)芝生校庭の活用7年前から校庭の芝生化に取り組み、現在はミニサッカーゲームができるほどに整った芝になっています。校庭を芝生にすることによって、雨水土砂の急激な流出や砂埃の発生による近隣住宅への影響を減らすことができました。また、本校児童生徒の利用だけでなく、地域の自治会主催の運動会(写真8)や近隣の幼稚園児・保育園児の散歩、放課後のサッカー教室の会場として活用され、人の輪が広がっています。ルやポスターを掲示し、節電・節水に取り組んでいます。また、環境配慮活動チェックシートを作成し、週1回自己点検をしています。︵5︶ 学友会(生徒会)によるボランティア清掃、エコ・キャンペーン活動学友会が中心となり、学友のボランティアを募り、学校周辺、附属中前駅等の清掃活動に取り組みました(写真5)。「ベルボラピック」というキャンペーン活動を行い、保健委員会では、空き缶、古切手、書き損じはがきの収集を、環境委員会では、空き缶やペットボトルキャップの回収を、購買委員会では、ベルマークやインクカードリッジの収集を11月2日から13日に行いました(写真6)。写真5 ボランティア清掃写真1 花の栽培活動写真2 地域の公園の花壇作り写真3 おやじの畑作り写真4 牛乳パックを使って紙すき写真6 廃材を使ったトナカイ作り写真5 ご祝儀袋の販売写真7 生徒総会で節水の呼びかけ写真8 地域の運動会での太鼓発表写真6 エコ・キャンペーン■ 附属特別支援学校

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