2018環境報告書
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40︵1︶ ヒューマン・ウイーク※1期間中に行う環境問題に対する取り組み  (※1 7月初旬に1週間行われる総合的な学習の時間)1学年の生徒は、環境問題に関する今日的な課題を自分の身近な問題として受け止め、問題に対する自分のあり方を見いだすことを目的に、環境にかかわる講演会や学校内外で調査、研究を行い、発表しています。(写真1)今年は、「自動販売機が地球を熱くする!?」「川の生き物の生態調査」「エコ・クッキングに挑戦!」「ペットボトルリサイクル」「水路の汚れと水質調査」「私たちの吸っている空気の実態を探る」の6講座に分かれてワークショップを行いました。(写真2)調査結果は、参観日に保護者を対象に発表したり、学習発表会で地域の方に紹介したりしました。︵2︶ 地域の環境美化活動7月に地元企業である富士通株式会社と合同で地域の環境美化活動を行っています。この活動は地域の美化活動を通して近隣地域の一員であるという自覚を高めることを目的に、学友会が企画し、これまで15年間継続して実施しております。(写真3·4)︵3︶ ゴミの分別活動附属長野中学校では、校地内にゴミの分別場を設置し、校内から発生したゴミを分別しています。また、各教室にリサイクルボックスを設置し、紙の再利用(裏紙の活用)や、古紙の再資源化に努めています。︵4︶ 節電・節水への取り組み環境委員会による節電・節水の取り組みを日常活動として位置付け、各教室やトイレに「節電」「節水」ラベ写真1 川の生き物の生態調査︵1︶ リサイクル活動:全校児童・職員が、給食の牛乳パックを焼却ごみにせず、業者に回収してもらうリサイクル活動を行っています。︵2︶ 節電・節水への取り組み:各水道場に「節電」「節水」ラベルを表示し、節電・節水に取り組んでいます。また、夏場は地下水を利用して、芝生の散水を行っています。︵3︶ ゴミの分別活動:分別ボックスによってごみを細分化分別、ペットボトル、紙の再利用(裏紙使用)、段ボール・新聞紙・古紙・不用紙の再資源化に努めています。︵4︶ 堆肥づくり:堆肥場を設置し、校内外の落ち葉や刈った草等を入れ、堆肥を作っています。それを植物の栽培に利用しています。(写真5)︵5︶ 校庭及び低学年広場の芝生化と管理:芝生への灌水、施肥、芝刈り等を行い、屋外教育・緑化環境整備に努めています。(写真1)︵6︶ 環境教育:環境教育を視野に入れた活動を行っています。具体的には、以下のような活動を行ってきました。①花や緑・作物栽培活動 花や野菜(水稲、トマト、キュウリ等)を育てる活動(写真4)②動物飼育活動 (写真2)・ ミニブタ飼育、小屋作り、清掃、餌の調達・ ヤギ飼育、小屋作り、清掃、餌の調達・ ヒツジ飼育、小屋作り、清掃、餌の調達・ ウサギ飼育、清掃、餌の調達③環境保持活動・ 地域・学校周辺のごみ拾い、分別・処理、歩道橋・附属中学前駅の清掃・ 自然体験園(大池)の清掃・修復(写真3)、校庭除草写真1 校庭及び低学年広場芝生化写真4 水稲・米作り(5年生)写真2 ミニブタとのくらし(3年生)写真2 ヤギとのくらし(2年生)写真2 ヒツジとのくらし(2年生)写真3 大池の修復(穴埋め)(6年生)写真2 ヤギとのくらし(1年生)写真5 堆肥づくり(5年生)■ 附属長野小学校■ 附属長野中学校写真2 ヒューマン・ウイーク期間中に学校内外で調査、研究を行った結果を発表写真3·4 地域の環境美化活動に参加

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