18guide_web
54/76

どうして信州大学を選んだの?小学生の理科の実験がとにかく楽しくて、その頃からサイエンスの世界に興味をもつようになりました。そして、高校生の時に化学の面白さに気づき、生物化学や物理化学、有機化学など幅広い化学を学べる信州大学の物質工学科を選びました。また、信州大学が国際交流に力を入れていることも選んだ要因の一つです。海外に興味があるようですね?1年生の時は留学生のお世話をするチューターを務め、2年生の時は大学のプログラムで米国シアトルに1週間滞在し、日本文化の発信に貢献しました。そして、3年生の夏休みはマレーシアで4週間のインターンシップを行い、世界で活躍する日系企業の姿を間近で見ることが出来ました。(信大にはたくさんの国際交流プログラムがあり、可能性は無限大です!!)いま興味のある研究分野は?高分子膜に非常に興味があります。海水を飲料水に変える淡水化の技術に使われていると知って興味が湧きました。調べてみると、減塩醤油の製造や、医療の人工透析などに幅広く使われていると分かり、さらに関心が高まりました。4年生から配属される研究室で膜について知識を深め、大学院でも引き続き研究に取り組みたいと思っています。7:45 起床!朝ごはんは必ず食べます!簡単なものですが、ちゃんと自炊しています。9:00 登校!雪の日以外は、自転車で登校します。日によってまちまちですが、1日に3~5コマの授業や実験があります。12:10 ランチタイム!同じ学科の友達と食堂でランチを食べます。寒くない時期は中庭で食べたりもします。この時間が一番楽しいかもしれません(笑)。春の中庭は桜がきれいですよ。13:00 午後の授業!実験の授業は午後から2コマ連続で行います。白衣に着替えると自然と身が引き締まります!有機化学の実験は反応時間が長いので、時間が長引くケースも…16:10 授業終了!ほとんどの日は4限で終わります。友達と帰り道に買い食いをすることもしばしばです(笑)17:00〜22:30 アルバイト!お寿司屋さんで働いています。アルバイト仲間には信大生が多く、仕事に限らず休日なども一緒に遊ぶことが多いです。アルバイトがない日は鍋パ!アルバイトがなければ、図書館で自習してから帰宅。晩ごはんを作って食べます。また、友達や留学生と集まって、鍋パ―ティーやたこ焼きパーティーをすることもあります。部屋には、大阪の実家から持参したたこ焼き器を常備!22:30 課題!アルバイトの日で課題がある日は、この時間からレポート制作を始めることもあります。終わらない時は、遅くまで起きていることも…(笑)白衣姿が凜々しい川端さん。実験は班に分かれて、話し合いながら和気あいあいと行います。リケジョに質問Qシアトルにて豆まきを紹介※工学部物質工学科は2016年入学生より物質化学科として改組されています。総合大学である信州大学には、理系女子が大勢います。彼女たちは、どんな信大ライフを送っているのでしょうか。気になる暮らしぶりをレポートするため、工学部物質工学科4年の川端優希さんに密着取材しました。工学部 物質工学科4年 川かわ端ばた 優ゆう希きさんSHINSHU UNIVERSITY52

元のページ  ../index.html#54

このブックを見る