工学部_研究紹介_2019_日本語版
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「困った」を「良かった」に変える「知的財産」泥⼟、泥⽔の効率処理マルチドレーン真空脱⽔装置水環境・土木工学科教授梅崎健夫宇部工業(株)錦城護謨(株)×共同研究生み出された成果の特長水を多く含む泥土からの脱水委を簡易な設備を用いて効率的に行うもの。ドレーンと架台・泥槽・真空ポンプ・エアコンプレッサで構成され、運搬が容易で山間部でも使えます。テーマ:既存製品の新規事業への転用テーマ:製造プロセスの改善湖沼の水質改善、堆積土の浚渫に貢献垂直ブリッジマン法による⼤⼝径サファイア単結晶電子情報システム工学科特任教授干川圭吾不二越機械工業(株)NELクリスタル(株)イムテック(株)カイシン工業(株)生み出された成果の特長高機能・大口径サファイア単結晶の製造技術で、従来2インチであったサファイア単結晶のサイズを4インチに大型化し、高品質を実現した。照明用白色LEDの高性能化、低価格化を推進テーマ:廃棄農作物を利用した新素材の開発酵素を使った⾥イモのペースト化物質化学科教授天野良彦廃棄処分されることの多い里イモの親イモの加工技術です。酵素により簡単に液体状にでき、粘度もコントロール可能です。栄養価も高く介護職のとろみ剤などいろいろな用途に展開できます。連携して、新しい商品を開発してくださる企業を探しています。介護食、健康食品などへの応用が期待されますテーマ:地域課題(高齢化・温暖化)の解決技術で守る信州の伝統の味「市⽥柿」物質化学科特任教授松澤恒友長野県農村工業研究所生み出された成果の特長高品質な「市田柿」の省力化安定システムを開発し、天日干しによる加工期間と比べて1/5に短縮することに成功し、生産量拡大と品質の安定化に貢献した。JAみなみ信州において事業化されている。事業化され、信州の伝統の味を守ることに貢献中⼩企業から⼤企業まで、多くの連携実績があります。技術でお困りの⽅、ぜひ⼀度ご相談ください。【お問い合わせ先】TEL026-269-5686(信州⼤学⼯学部産学官連携室)×共同研究×共同開発<⼯学部から創出された知的財産>知的財産グループ地域や⺠間の企業・団体の皆様へ技術紹介の動画があります。ご覧ください。検索信州大学里イモ144

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