人文学部_学部案内2019
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654年生安藤行宥-芸術コミュニケーション分野 卒業論文以外の単位は三年次までに取得済みです。現在は卒業論文を担当してくださる先生の講義を受講させていただいております。 単位に関して, 人文学部では一年次, 二年次でしっかり取得しさえすれば, 三年次以降はぐっと減らすことができます。もちろん, 三年次ではゼミの中でも先輩としての役割と責任が出てきますので, あまりのんびりとした計画を立てるのも考えものです。 しっかりと四年間の生活を想像しつつ, 計画的に単位を取ればよろしいかと思います。もし困ったことがあれば, 新入生ゼミナールをはじめ, 諸先生方に相談する機会も多くありますので利用されるとよいでしょう。Student Life 私は芸術コミュニケーション(以下芸コミ)という分野に所属しております。芸コミでは美術, 舞踊・身体表現, 音楽, 三つの領域の芸術について考え, 実践する活動をしています。芸コミの学生の多くは, 三つの領域の知識を横断的に吸収し, 地域社会と協力しながら, 芸術に対し様々な理論的・実践的アプローチを行っています。私自身は現代美術の展覧会や, 身体表現のワークショップなどを分野内の人たちと協力して主催したり, 美術や舞台芸術関係の文献購読, 研究発表などをしております。 高校生の皆様にお伝えしたいことは, 大学は自由の場であるということです。高校までのように細かくカリキュラムが組まれているわけではないため, ご自身の興味関心に合わせて履修することができます。加えて, 人文学という学問領域は非常に広いため, 多種多様な研究を自由に行うことができます。これが人文学部のメリットです。また, 大学というのは人の集まる「場」であって, 決してただ通り過ぎるだけの「通路」のようなものではないことも強調しておきます。 課外活動に関して, 私自身は総合格闘技のサークルの代表や, 新入生歓迎委員会の委員長, 他にも二つの学生団体の役員を務め, アルバイトも週三回行っておりました。このような課外活動と学業との両立も決して不可能ではありません。高校生の皆様も希望を胸に, 四年間やりたいことを存分にされるのがよいかと思います。

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