人文学部_学部案内2019
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52Academic Staff心理学・社会心理学コース || 社会心理学分野————————————————————准教授 | 岡本卓也[社会心理学・グループダイナミックス・コミュニティ心理学]集団所属の心理過程を中心に, 集団と人の関係性について研究している。最近では, 居住地域への愛着が人々の行動に与える影響や, 景観に対する意識にも関心を持っている。また写真を用いた調査(写真投影法)の可能性についても検討している。̶准教授 | 清水健司[臨床心理学]恥感情に対して過剰に敏感な人は社会生活にて様々な制約を感じている。このように強い対人恐怖心性を持つ人々に関する実証研究に取り組んでいる。現在では, 特に自己愛傾向との関連性に強い興味・関心を持つ。̶准教授 | 長谷川孝治[対人社会心理学]自己評価がどのように形成され, それが精神的健康をはじめとする個人の適応状態をどのように規定するかについて研究している。特に近年は, 低自尊心者が友人や恋人に対して採る不適応な対人行動が, 他者からの拒絶を引き起こす過程について検討している。————————————————————歴史学コース || 日本史分野————————————————————教授 | 山本英二[日本近世史]専門の時代は17–19世紀を中心にした日本近世–近代史。具体的な研究テーマは, 江戸時代における偽文書や由緒書を通じてみた民衆意識の研究, および「慶安御触書」の成立に関する基礎的研究。̶教授 | 大串潤児[日本近現代史]主に研究している時代は戦後史, とくに占領期から1950年代の地域社会をあつかう。具体的には長野県をフィールドに青年団運動や村政民主化運動, 女子たちの運動を通して, 戦後民衆思想史を研究している。̶准教授 | 佐藤全敏[日本古代史・中世史]奈良・平安時代を中心に, 古代から中世にかけての社会・国家・文化の変化を研究している。具体的なテーマは, (Ⅰ)奈良・平安時代の権力システム, (Ⅱ)天皇や責族たちの生活・文化, など。「日本」的にみえるものの生成プロセスを明らかにしたい。歴史学コース || 東洋史分野————————————————————准教授 | 豊岡康史[中国近世・近代史]現代の東アジアは, どのような歴史的な過程を経て形成されたのか, という点に関心を向

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