人文学部_学部案内2019
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51Academic Staff————————————————————文化情報論・社会学コース || 文化情報論分野 ————————————————————教授 | 菊池聡[認知心理学]人はなぜ不思議な出来事や科学的に怪しい主張を信じ込んでしまうのだろうか。その認知心理学的メカニズムを手がかりとして, 実践的なクリティカルシンキング(批判的思考)の態度と技術について研究している。̶准教授 | 佐藤広英[情報コミュニケーション学・社会心理学]情報メディア(インターネット, テレビ, ゲーム, 広告など)を媒介としたコミュニケーションの特徴や影響過程について, 社会心理学的アプローチから研究を行っている。近年は, インターネット上におけるプライバシーの問題, ストレスが認知能力に与える影響を主な研究課題としている。̶准教授 | 水原俊博[消費社会論]現代の多様な消費分野(ファッション, 美容, 情報, 食, 観光など)における「マクドナルド化」「ディズニー化」「(ポスト・)ポストモダン」「地産地消」「地域ブランド」といった趨勢, 傾向に対して, 社会学, メディア論, 記号論, 人類学などの視点から関心を寄せている。文化情報論・社会学コース || 社会学分野————————————————————准教授 | 茅野恒秀[環境社会学・サステイナビリティ学]社会学に立脚して, 環境問題を中心とする社会問題の解明と解決過程に関する実証研究を行っている。とりわけ, 地域に存する自然資源や文化資源を持続的に保全管理するためのマネジメント手法や, 関係者の協働の形式に着目した「地域資源管理の社会技術」の体系化に取り組んでいる。————————————————————心理学・社会心理学コース || 心理学分野————————————————————教授 | 今井章[実験心理学・心理生理学]人が外界から刺激を選択的にとり入れる際にどのような心理的機制がはたらき, それに対してどのような生理的対件(ついけん)が認められるのか。このことに関わる心理学的諸問題に取り組んでいる。̶准教授 | 髙瀬弘樹[認知心理学]複雑で多様な環境の中で, 人間はいかに意味のある情報を知覚し行為を組織化しているかに関し, 「人間–環境(他者を含む)」をマクロな協調システムとして捉える観点から, ダイナミカル・システム・アプローチを援用し実証的研究を進めている。

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