人文学部_学部案内2019
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181969年, 秋田県にて生まれる。 1988年, 東京大学入学, 1998年に同大学院を単位取得退学。 以後, 1999年より8年半, 同大学院・助手。 2007年10月より信州大学人文学部准教授。 主著に『平安時代の天皇と官僚制』(東京大学出版会, 2008年)。 博士(文学)。 「研究の話をしているとき, ほんと楽しそうな顔をしてる」(学生談)。From Professorsれば, なぜいまそうなっているかが分かって, それによって未来を変えられるかもしれない。過去を知り尽くすことによって, いま, 自由になれる。これって, 歴史学そのものの話でもあるんですが…。あとは, いろんな意味でどんどん「外」を経験してくれるといいな。ゼミ旅行でも, 京都や奈良, 東京, 大阪, あちこち行ってるね…。——奈良・京都では, 国宝の仏像とか, ありえないくらい近くで見せてもらったりして。質感までわかるのって, すごい。——この春に登った高野山はきつかった…。でも, 登りきって, あの大きな門が見えた瞬間, やっぱり感動してしまいました。途中でも, 藤原道長と同じ道を歩いているんだな, とか思って。史料で読んだところに実際に行くというのは, 結構ドキドキするかも。——合宿のとき, 遅くまで語り合うのも楽しいよね。立派なお寺に泊めてもらってるのに, こっそりわいわい起きてて。ちゃんと早朝の「おつとめ」には出るんだけど, お坊さん達の「声明」とかを聞いていると, 眠い分, より神々しく聞こえてきたりして(笑)。——それはちょっとまずいんじゃないか(笑)。­­——­­——インタビュアー | 坂田文・望月優香・渡邊英恵(3年:インタビュー当時)̶̶̶佐藤

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