人文科学研究科(大学院)2019
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在学生・修了生からのメッセージ年間計画入学式・新入生ガイダンス前期授業開始学位論文題目提出開学記念日前期授業終了前期試験夏季休業大学院入試(前期日程)シンポジウム後期授業開始学位論文提出冬季休業後期授業終了後期試験春季休業大学院入試(後期日程)シンポジウム『院生会報 人文科学研究』発行学位記授与式4月5月6月7月8月9月10月11月12月1月2月3月シンポジウム 人文科学研究科では年2回、前期末と後期末にシンポジウムを開催し、2年間にわたる研鑽の道標とします。シンポジウムでは、大学院生は自らの研究について発表をおこなうのはもちろん、専門領域の異なる仲間や教員とアクティブな議論を展開することによって、「学際的な知の研鑽」をめざします。● 對馬 康平  地域文化専攻2年(哲学・思想論領域) 私は、対象の実在について、科学哲学の観点から研究しています。具体的な研究活動としては、最近の科学哲学の文献を読解し、それを自身の中で再構成していくという作業を行っています。主に授業では、様々な文献を先生や他の院生と一緒に読み進めています。文献の多くは、学生の研究テーマと関連したものを選択するため、自分自身の興味関心に直結した授業が展開されているといえます。また、基本的に授業は少人数で行われ、先生や院生を交えた活発な議論がなされており、様々な刺激を受ける場ともなっています。 環境としては、人文科学研究科は、日々の四季を感じる自然豊かな信州松本に位置しており、静かに研究を行うには最適の場所だと思われます。この雄大な山々の麓で自らの知的関心に取り組んでいく場所、それが人文科学研究科なのです。● 南 英明  言語文化専攻2年(比較文学領域) 私は二世紀のローマの小説『黄金のロバ』という作品の研究をしています。大学院の授業では、主に先生のご指導のもとラテン語で書かれた作品である『黄金のロバ』を原文で精密に読む読解の授業を受講しています。授業は少人数で行われるので自分の興味や関心がある事柄について先生と議論することができ、主体的に授業に参加することができます。 人文科学研究科では年に二回学内シンポジウムが開催されます。様々な分野の先生や他専攻の院生が出席し、多種多様なバックグラウンドを持つ人ならではの興味深い質問や議論が飛び交い刺激を受けます。 信州の豊かな自然のなか四季の変化を肌で感じながら静かに研究に没頭できるのは信州大学大学院人文科学研究科の特色ではないでしょうか。● 藤原 隆史  本研究科での学びは、私の人生に大変良い影響を与えてくれました。入学当時、学問的知識の欠如からかなりの苦労を強いられましたが、教授陣の熱心なご指導により自分の知的好奇心を開放し、有意義な研究活動を展開することができました。また、高等学校の英語教員として、言語をそれまでとは違った角度から見つめることができるようになり、古英語の知識や認知言語学の知見に裏打ちされた説得力のある授業を行うことができるようになったと感じています。さらに、大学院シンポジウムでの研究発表は常に刺激的で、分野を横断した真の「知的格闘」が大変心地よいものでした。本研究科での経験が、ロンドン大学での学び及び現在の松本大学での教育研実践に結びついています。人文科学研究科優秀論文賞受賞者の修士論文題目至東京至塩尻至長野至糸魚川至長野長野自動車道JR篠ノ井線JR大糸線松本IC松本駅北松本駅こまくさ道路こまくさ道路●旧開智学校国宝 松本城女鳥羽川 松本美須々ヶ丘●高校●松本市役所●松本郵便局●NHK●松本バスターミナルあがたの森公園●●国際交流会館やまびこ道路●旭町小学校至浅間温泉N【平成23年度】【平成24年度】【平成25年度】【平成26年度】【平成27年度】【平成28年度】【平成29年度】〒390-8621 松本市旭3-1-1TEL. 0263-37-2236http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/arts/graduate/  信州大学大学院人文科学研究科JR松本駅お城口(東口)を出て右前方のバスターミナルでのりば1の「信大横田循環線」または、「浅間線」に乗車し(約15分)、「大学西門」下車、徒歩約2分。※JR篠ノ井線は、北松本駅に停車しません。アクセスShinshu University Graduate SchoolDivision of Arts Master's Program国内外で行われる学会等に出席し、研究発表を行います。国内外の学会へ出席・発表● 加藤 夏希 『諏訪大明神絵詞』の研究● 小川 祐輔 言語理解と規範性● 上條 智緩 A Semantic Approach to English Teaching● 梁瀬 愛美 両大戦間の訳詩● 田村 友佳 ジャック・プレヴェ-ル研究● 丸山 沙織 述部構造再考● 早野 勇馬 An Analysis of English Prepositions and        its Application to English Pedagogy● 藤原 隆史 A Study on Causative verb     and        Its Application to TESOL/TEFL● 植田 拳太 自然法則と傾向性 -傾向性本質主義を擁護する-● 鈴木映梨香 『仏説地蔵菩薩発心因縁十王経』研究HAVE言語文化専攻:英語学・英米文学領域2016年3月修了;松本大学教育学部専任講師:ユニヴァーシティ・コレッジ・ロンドン (UCL) 教育研究所 (ロンドン大学)、修士課程修了

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