農学部研究紹介2018-2019
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ąȉ܅܈Ѕਇ༇バイオメディカル研究所代謝ゲノミクス部門Institute for Biomedical Sciences[IBS]特色ある豊かな自然に恵まれ、我が国トップの健康長寿県である長野県に位置しているバイオメディカル研究所では、信州大学でこれまでに蓄積してきたユニークな生命科学・医学研究を有機的・学際的に融合します。すなわち、包括的予防医療・先端的医療を基盤とする先端疾患予防学、アミロイドーシス・神経化学的研究を行う神経難病学、再生医療・医療機器開発・ナノバイオテクノロジーを基盤とするバイオテクノロジー・生体医工学、健康を食・環境・ゲノムから総合的に解析する代謝ゲノミクスの4つの部門で研究を推進しています。これらの研究により、超高齢化社会を牽引し、持続的な発展に貢献する信州大学独自の生命科学・医学イノベーションを目指しております。中でも代謝ゲノミクス部門は伊那キャンパス(農学部)において管理運営を行っております。【研究所の目標】●医学と農学の英知を結集した独自の生命科学・医学研究を推進し、超高齢化社会に貢献●セクショナリズムを廃した分野横断的融合により、プロジェクト主導の流動的な組織を構築●研究所間連携・大学間連携・産学官連携・国際連携研究を重点強化●若手研究者(ライジングスター)を育成し、世界と戦うスーパースターを輩出研究所の詳細は、下記HPをご覧ください。http://www.shinshu-u.ac.jp/institution/ibs/当部門は、生命機能を解明する生命機能科学、機能性食品の創製を行う食品機能科学、生物資源を創薬開発につなげる生物資源科学を融合させ、健康を食、環境、ゲノムから総合的に解析することによって、加齢性疾患の予防と健康長寿の実現を目指しています。8名の専任教員と6名の併任教員から構成されており、生化学、分子生物学、応用微生物学、動物生理学、発生工学、生物情報学、幹細胞生物学、食品科学、分子生命工学と広範に渡る専門分野の融合により研究を推進しています。またグローバルな視野からの研究を加速するため、先鋭領域融合研究群の各研究所に海外から著名な研究者を招聘していますが、当部門でも米国国立衛生研究所(アメリカ)、オハイオ大学(アメリカ)、ソウル大学(韓国)、メルボルン大学(オーストラリア)より特別招へい教授を招いて、国際共同研究を推進しています。代謝ゲノミクス部門の概要【研究所の組織】●先端疾患予防学部門(松本キャンパス)●神経難病学部門(松本キャンパス)●バイオテクノロジー・生体医工学部門(松本キャンパス)●代謝ゲノミクス部門(伊那キャンパス)1.疾患関連遺伝子を分子標的とした機能性食品創製と創薬の開発2.微生物による有用生理活性物質の生産3.ショウジョウバエ視覚系の神経軸索41

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