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16トムソン・ロイター社が公表している、2017年度「アジアで最もイノベーティブな大学ランキング・TOP75」に、信州大学が2年連続で選定されたことを受けて、平成29年7月25日に表彰式および記者会見が行われました。本ランキングは、学術論文と特許の情報に基づいて選定されたもので、信州大学はアジアで44位、国内の大学では14位にランキングされています。調査・分析を担当したクラリベイト・アナリティクス社より、記念のトロフィーの授与と、本ランキングについての説明が行われ、クラリベイト・アナリティクス社日本法人の渡辺麻子学術情報事業部長は「論文や特許の数、質などで、信州大学は大変な存在感を示している。」とランクインしたことを評価しました。これに対し、中村宗一郎理事(研究、産学官・社会連携担当)は「質の高い特許を出し、維持していくことがメルクマールになる。これを励みに、大学一丸となって、研究の質の向上、産学官連携の発展に尽くしたい」と述べました。「アジアで最もイノベーティブな大学ランキングTOP75」表彰式が行われました信州大学と川上村及び南牧村は、平成29年8月2日信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター(AFC)野辺山ステーションにおいて、「包括的連携に関する協定」を締結しました。本協定は、各機関の包括的な連携のもと、地域の課題に適切に対応し、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与することを目的として締結されたものです。協定に基づく連携事項は以下のとおりです。(1)各機関が有する知的資源、人的資源及び物的資源の活用に関すること。(2)各機関が共同で実施する事業に関すること。(3)その他各機関が必要と認めること。川上村、南牧村は、本学AFC野辺山ステーションの地元であり、本協定の締結により、川上村のスマート農業による地域活性化や、南牧村の堆肥作りあるいはそれと絡めた農業による地域活性化等とともに、農家の後継者としての人材育成をはじめとする連携活動に取り組む予定です。両村との連携が、南佐久地域の社会課題の解決や新たな創造につながることが期待されます。信州大学と川上村及び南牧村が包括連携協定を締結トロフィーの授与(左:クラリベイト・アナリティクス社渡辺学術情報事業部長。右:信州大学中村理事)左から、大村公之助南牧村長、藤原忠彦川上村長、濱田州博信州大学長関係者集合写真授与されたトロフィーみなみまき
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