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15平成29年7月24日、マレーシアのプトラ大学(以下、UPM)に、本学初の海外拠点となる「信州大学サテライト・オフィス in UPM」を設置しました。当日は、UPM本部棟内でオープニングセレモニーが行われ、現地企業や大使館に勤務している本学卒業生も参列しました。信州大学・田中国際交流担当副学長とUPM・アイニ学長 は、今後、更なる教育・研究での連携を深めることを確認しました。今年の1月から現在までで、6教育プログラムで50人以上の本学学生がUPMに派遣されており、加えて、研究者間の交流も活発化してきています。これらの活動は、本学の卒業生であるUPM・ノルヒサム教授から多大なるご支援をいただいています。海外拠点が新たに設置されたことにより、両大学の交流がより一層加速していくものと期待されます。信州大学初の海外拠点「信州大学サテライト・オフィス in UPM」をマレーシアに開設信州大学と株式会社リクルートホールディングスは、平成29年8月1日信州大学松本キャンパスにおいて、「包括的連携に関する協定」を締結しました。本協定は、両者の包括的な連携のもと、文化、産業、教育、学術等の分野で相互に協力し、地域の発展と人材の育成に寄与することを目的として締結されたもので、長野県外の民間企業との連携協定は本協定が初めてです。協定に基づく連携事項は以下のとおりです。リクルートは、地方創生をテーマに平成28年度より塩尻市と提携し、地域社会課題の解決に寄与する事業創造に取り組んでいます。信州大学も塩尻市との協定により様々な連携活動を行ってきているなかで、リクルートとのつながりが生まれました。本協定の締結により、新たな価値の創造を目指して、地域課題の解決に資する共同研究開発や人材育成に取り組んでまいります。信州大学とリクルートホールディングスが包括連携協定を締結サテライトオフィスの銘板をもつUPM・アイニ学長(左)と信州大学・田中副学長(右)マレーシアサテライトオフィスの入り口に銘板を掲示サテライトオフィス前にて。左から2番目が本学卒業生のUPM・ノルヒサム教授(1)地域文化の振興に関すること。(2)地域産業の振興に関すること。(3)地域医療・福祉に関すること。(4)教育・人材育成に関すること。(5)まちづくりに関すること。(6)自然・環境に関すること。(7)学術研究に関すること。(8)その他両者が必要と認める事項。麻生要一株式会社リクルートホールディングス R&D新規事業開発室長(左)と、濱田州博信州大学長(右)
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