第4回 信州大学見本市 知の森総合展2017 出展シーズ抄録集
38/102
写真1層間高靱性CFRP構造材料の開発出展者信州大学繊維学部機械ロボット学科日比野一樹、倪慶清mail : niqq@Shinshu-u.ac.jp電気自動車研究会多次元接結構造(第1と第4層の接結)多重接結CFRP層間破壊靱性試験◇多重織物に接結糸を入れることによって,き裂進展時の限界荷重を維持,もしくは上昇させることが可能であり,き裂進展量を抑制する効果が著しいことがわかった.◇接結糸を入れることで繊維ブリッジングの効果と共に,破壊面が複雑になり実破壊面積が増大し,破壊により大きなエネルギが必要になることでモードI層間破壊じん性値が向上すると考えられる.◇多重織CFRPは高いじん性を持つ材料であり,高層間じん性部材として応用することが可能であることがわかった.従来の積層板より破壊靭性値は、5倍以上向上し、新しい高層間じん性構造材の開発に成功した。材料・ナノテク・新素材12材料・ナノテク・新素材3636
元のページ
../index.html#38