Shinshu University Social Responsibility Report 2016-2017
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SHINSHU UNIVERSITY SOCIAL RESPONSIBILITY REPORT 2016−20171USRとは USRは「University Social Responsibility」を略した言葉で、「大学の社会的責任」と訳されます。企業が社会に対して責任を果たすことを意味する「Corporate Social Responsibility(CSR:企業の社会的責任)」になぞらえた言葉です。 信州大学では、USRを「本学の理念や目標の実践を通して、社会の持続的な発展に寄与すること」とし、社会のみなさまの期待にこたえることができるよう、日々活動しています。 信州大学USRレポートは、信州大学の運営や教育、研究活動などの取組を、大学が社会に対して果たす責任という観点から整理して、大学を支えてくださるみなさまに広く紹介するための報告書です。 大学も社会の一員であり、大学の利益だけでなく、社会的な利益、持続可能な社会を創造するための行動が求められています。大学の大きな役割は、高い教養と専門的能力を身につけた人材を社会に送り出す教育活動、深い真理の探究や新たな知見の創造を目指した研究活動、これら成果の社会への提供と社会発展への寄与ですので、その意味からも社会的責任を果たしていく必要があると言えます。 さて、信州大学では、大学の社会的責任を社会に発信するために、2012年に最初のUSRレポート2012を発行しました。引き続きUSRレポート2013、USRレポート2014-2015を発行し、今回のUSRレポート2016-2017で4冊目となります。 これまでのUSRレポートでは、グローバルと環境の視点からの取組紹介と各ステークホルダーの皆様に向けた取組紹介によりまとめておりました。2016年度より第3期中期目標期間となり、特色ある教育・研究のグローバル展開、創造性豊かな人材育成、地域・社会発展への寄与を持続的・戦略的に行うため、6つのキーワード(3つのGと3つのL)を設け、信州大学運営の基本方針を定めております。◆USRレポートに関連する3つの報告書信州大学では、以下の3つの報告書も作成しています。併せてご覧ください。『財務レポート-信大Zaimu』財務諸表など信州大学の財務データを解説付きで公表しています。http://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/plan/statements/『環境報告書』信州大学の環境に対する取組を、環境省のガイドラインに沿って整理しています。http://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/plan/e_report/教育・研究を通して社会と連携し、次代を創造する『信州大学概要』信州大学に係る基礎的な情報を整理しています。http://www.shinshu-u.ac.jp/guidance/publication/学長メッセージ
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