大学概要2016|信州大学
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工学部教員が開発、設置した長野県の里山のナノ水車の稼働状況を見学。電力は鳥獣被害の防護柵に供給していることなどを学び、これからのエネルギーの地産地消について考えます。ナノ水車発電の実践現場を見学08 信州大学は、信州の豊かな自然環境から学ぶフィールド型の教育を特徴としてきました。特に共通教育を中心として人間力向上の教養・基礎教育を進めるため、企業や自治体とつながりながら、地域性に富む多彩な寄付講義なども数多く実施してきました。 その加速装置として、現在、文部科学省「地〔知〕の拠点整備事業(大学COC事業)」(H25~29年度)を活用した地域志向教育の体系化が進んでいます。 本学の全授業を信州地域のユニークな課題からグローバル課題まで「テーマ」で整理し、専門分野の先端知を学びながら、自らが興味のある社会課題について分野横断的に初年次から高年次まで、計画的に学びやすい環境を構築しています。地域講師や課題解決実践フィールドも引き続き充実させていきます。 また、平成27年度に採択された「地〔知〕の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」(H27~31年度)を活用し、学問と社会・地域の繋がりに対する深い経験と理解力を備えた人材を地域とともに育成し、地域社会に還元していきます。自然あふれる信州の地域性を活かした教育特色2:特色ある信州型の教育

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