大学概要2016|信州大学
31/84

31研究研究に関する目標信州大学の特色ある研究領域を結集した「先鋭領域融合研究群」 信州大学の特色ある研究領域(カーボン、環境・エネルギー材料、ファイバー工学、山岳科学、バイオメディカル)に資源を集中配分して「先鋭領域融合研究群」を設置しました。 学内の若手研究者育成及び外部の卓越研究者の招へいにより、大学総体の研究力アップを図っています。 研究群を教育改革、組織改革、研究力強化につなげ、持続可能な社会の構築に向けグローバルに力を発揮する人材、日本の産業界を牽引し成長の原動力となる人材を育成しています。国際ファイバー工学研究所 繊維工学の基盤に始まり、生物系、材料系、機械・ロボット系及び感性系といった関連分野を包括し、ファイバー工学分野において世界を先導する研究資源を利用することで最先端の革新的繊維技術を開発することを目指します。山岳科学研究所 地球規模での気候変動に伴う山岳地域における喫緊の環境問題を科学的な研究基盤に立脚して解決し、自然環境再生、保全、活用及び防災を実践することのできる山岳地域の自然環境と人間活動との融合の方策を探ることを目指します。カーボン科学研究所 21世紀炭素イノベーションの創出に向けて、国産業のコアコンピュタンスとなりうる新技術や素材開拓を進めるとともに、ナノカーボン分野の世界トップレベルの研究を行い、環境・エネルギー、バイオ・医療、ICTなどの広範な分野に寄与することを目指します。環境・エネルギー材料科学研究所 圧倒的な省エネルギーと低環境負荷に資する材料を創成するために、革新的な材料科学間及びその周辺分野をクロスブリード(X-Breed)させ、従来の手法では解決困難な課題を打破し、持続可能な社会の実現に貢献することを目指します。バイオメディカル研究所 生命科学、医療及び環境に関する研究を有機的かつ学際的に融合させ、未曾有の超高齢化社会への対応や日本が引き続き競争力を維持するための総合的な生命医学研究のイノベーションを創出することを目指します。研究Research 独創的研究の基に本学の強みや特色である「エネルギー複合材料」、「繊維・ファイバー工学」、「水浄化・水循環再利用」、「生命科学」、「山岳科学」の分野からなる先鋭領域融合研究群を中心に、イノベーション創出に向けた研究を推進し、社会の持続的発展に貢献する。   (1)研究水準及び研究の成果等に関する目標 研究者が研究を円滑に実施する体制を構築し、研究の質を向上させる。(2)研究実施体制等に関する目標先鋭領域融合研究群

元のページ 

page 31

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です