大学概要2016|信州大学
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日本で唯一の旧国名を冠した国立大学として、歴史の重みを踏まえた人材づくりに取り組んでいます特色7:歴史と伝統 信州大学は日本で旧国名をつけた唯一の新制大学です。その背景には大学名に象徴される各学部独自の歴史があります。その伝統を踏まえ、本学は長野県内の多くの地域に、しっかりと根を張っています。個性の違う歴史と伝統を持つ学部が集まり、それぞれの特色を大事にしながらも、信州大学全体として美しい独自の教育と研究を生み出していこうとしています。22浅井洌直筆の「信濃の国」(教育学部所蔵)。松本市あがたの森文化会館/重要文化財(旧松本高等学校)2007年6月重要文化財に指定。新発売された「信州大学こころの歌」。思誠寮寮歌「春寂寥」や学生歌「叡知みなぎる」など、バンカラで自由闊達な時代を偲ぶ歌が収録されています。平成25年度の入学式で初めて前身校のひとつ、旧制松本高等学校思誠寮寮歌「春寂寥(はるせきりょう)」が演奏されました。信州大学に受け継がれる全人教育の象徴となっています。旧制松本高等学校ゆかりの作家、「どくとるマンボウ」シリーズで知られる北杜夫氏のご家族から、信州大学附属図書館に寄贈いただいた「北杜夫文庫」希少本の一部。同じく同校ゆかりの 邦生氏の写真も載る「筑摩現代文学大系」など。

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