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16信州大学大学院教育学研究科 高度教職実践専攻(教職大学院)キックオフフォーラムを開催しました信州大学発「インターバル速歩」10年継続の成果説明会と表彰式を開催インターバル速歩10年継続の成果説明会と表彰式記念撮影来賓挨拶 森次郎室長補佐基調講演 松木健一教授パネルディスカッション会場の様子平成28年2月11日(木)、ホテルメルパルク長野にて「信州大学大学院教育学研究科 高度教職実践専攻(教職大学院)キックオフフォーラム」を開催しました。信州大学大学院教育学研究科では、平成28年度より高度教職実践専攻(教職大学院)を新設します。それに併せ開催した本フォーラムでは、「教職大学院における『臨床の知』の深化 -学校拠点方式の課題と展望-」をテーマに学校拠点方式を採用する先行大学の経験から学び、長野県における教職大学院の意義と展望について意見交換を行いました。第一部では濱田州博信州大学長の開会挨拶のあと、文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室森次郎室長補佐から、教員を取り巻く現状や教職大学院の実態をご紹介いただきました。続いて、先行大学として福井大学教職大学院の松木健一教授から、専門職としての教師像について信州大学の教職大学院への期待を交えご講演いただきました。第二部のパネルディスカッションでは、福井大学教職大学院松木健一教授、長野県教育委員会伊藤学司教育長、伊那市立伊那中学校武田育夫校長及び信州大学教職大学院設置準備室伏木久始室長の各パネリストから、教職大学院及び信州教育への熱い思いが語られました。総勢140名の出席があり、信州大学関係者に加え、地域の小中学校教諭や他大学の教職大学院関係者及び大学院生や学生も参加し、教職大学院への期待を胸に耳を傾けました。去る1月23日(土)、松本市音楽文化ホールにおいて、「インターバル速歩」10年継続者を対象に成果説明会と表彰式を、NPO法人・熟年体育大学リサーチセンター(JTRC)主催で開催しました。説明会では、同部門 森川真悠子助教が、2005年、585名でスタートし、その後10年間、速歩を継続した人が109名(約20%)と、極めて高い継続率であったことを報告し、さらに、継続者のデータを示しながら、膝の伸展・屈曲筋力が、同年齢の対照群と比べ20~30%と高く、持久力は40%高くなる、と説明。インターバル速歩を10年間継続することは、加齢による体力低下の防止に高い効果がある、と結論付けました。講演中、自分たちの出した成果に「おお~」といった歓声や、拍手なども聞かれ、終始、熱気に満ちた会になりました。また、今回表彰された方々の中には90歳を超える方もおられ感無量の様子でした。今後も、同部門では、JTRCと共同で、インターバル速歩の長期間の継続効果に関する研究を推進します。ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
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