環境報告書2016|信州大学
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■大学内の保育園(信州大学おひさま保育園) による保育環境の整備 おひさま保育園は、乳幼児定員90名で、本学に勤務する教職員の仕事と育児の調和(ワーク・ライフ・バランス)をサポートしています。快適な保育施設の下、生後8週から受け入れ、認可保育園では難しい年度途中の未満児の受入にも柔軟に対応し、早期職場復帰希望者へも対応しています。■大学入試センター試験実施日における一時保育 例年、土・日曜日に実施される大学入試センター試験においては、子育てしながら業務を担当する教職員の支援として、松本キャンパスと長野(教育)キャンパスにおいて生後2ヶ月から小学校6年生までの子どもを対象に一時保育を実施しています。利用した教職員からは、安心して業務に従事できるとの声が寄せられています。■研究補助者制度による研究活動の支援 研究者が、出産・子育てまたは介護などで研究を中断しないよう、研究補助者を配置する制度を実施しています。研究補助者にはできるだけ本学の学生を起用し、将来のキャリアパスにつながるよう配慮しています。支援を受けた研究者は、研究時間を確保し、仕事と家庭の両立を図っています。また、研究補助者となった学生にとっても研究者の仕事を身近に見聞し、補助業務を経験することによって、自らのキャリア形成にも役立っています。 本学は、女性研究者在職比率の向上等を目標に掲げ、男女共同参画の輪を学内だけでなく地域社会へ拡げるための取り組みが評価されています。・平成27年4月 厚生労働省 くるみん (次世代認定マーク)取得・平成27年10月 厚生労働省 「均等・両立推進企業表彰 均等推進企業部門  長野労働局長優良賞」受賞・平成27年11月 長野県 「子育て支援企業知事表彰」受賞 以上の取り組みのほか、様々な活動を通じ、誰もが働きやすい職場環境、研究環境のより一層の整備を進めていきます。男女共同参画の取り組み男女共同参画推進に対する評価働きやすい・学びやすい環境づくり信州大学は、男女共同参画社会の実現に努めることを社会的責務として、「信州大学男女共同参画行動計画」の下、多様な人材が育ち活躍できる環境づくりに向けて積極的に取り組んでいます。働きやすい・学びやすい環境づくり0553

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