環境報告書2016|信州大学
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各キャンパスの環境ISO学生委員会活動について特 集■2015年10月 安曇野環境フェア 10月11日、12日の2日間にわたりが開催された安曇野環境フェアに、松本キャンパス環境ISO学生委員会は「英字新聞でエコバック作り」の体験コーナーを出展しました。多くの親御さんや子どもたちに来ていただき、楽しくエコバック作りを教えることができました。また、このフェアが我々若い世代や地域の子どもたちに安曇野の豊かな自然や現在の環境を知ってもらうきっかけとなり、美しい環境を守れる活動に繋がっていけばと思いました。■2015年10月、11月 銀嶺祭 10月31日、11月1日に銀嶺祭が行われました。今年の銀嶺祭では、松本キャンパスで初となるバガスモールド容器を導入しました。バガスモールドとは、砂糖を絞った後の廃棄されてしまうサトウキビの粕(バガス)を用いて作られた容器のことです。この容器を使用することによって、銀嶺祭で出るごみを削減することができます。当日は通常のごみ箱に加えて、バガス専用回収箱を設置しました。回収率は高く、また販売している際に興味を持ってくださった方もいらっしゃったので、環境問題に対して関心をもってもらうきっかけになったのではないかと思います。回収したバガスモールドは、2016年度に堆肥化する予定です。■2015年11月 環境図書展 中央図書館の方と協力をして11月に、環境図書展を開催しました。学生に本を通じて自然環境への理解を深めてもらうのが目的です。環境ISO学生委員会の人が環境本を読み、その読んだ本を紹介するPOPを作成し、作成したPOPは開催期間中、図書館に置いてもらいました。本を通して自然環境を考える機会になりました。■2016年2月 松本クリーンセンター見学 松本市大字島内にある松本クリーンセンターの見学に行きました。自分たちが日常に出しているごみの最終処分方法や再利用方法について学ぶことができ、ゴミ分別の必要性や資源利用の可能性を感じることができました。見学中は、職員の方が一緒にまわってくださり、解説を聞いたり質問をしたりすることで理解を深めることができました。また、松本クリーンセンターの周辺には、ゴミ処理に伴う余熱を利用した娯楽施設もあり、エネルギー有効利用の実例にも触れることができました。■ みんなの本棚 本のリユース活動で、学生から不要となった図書や参考書を図書館に設置してある回収箱に入れてもらい、それを委員会と図書館の方と協力して、集まった本の冊数を調査し、その後、本棚に並べています。本棚に並べてある本は、必要としている人が手続きなしで持ち出すことができます。■ みどりのかさ 傘のリユース活動で、破れたり、骨が折れて壊れてしまった傘を、ゴミ箱の横に設置した回収箱に入れてもらい、回収箱に集まった傘を委員会で修理して、再び使えるようになったものを、レンタルの傘として、自由に貸し出しをしています。■ 古紙回収 2015年度は生協前広場と13番教室の前に回収BOXを設置し、プリントや包装紙、お菓子の箱など再利用できる紙を集めました。集めた紙は、事務に持って行き、正しく再利用してもらえる業者に回収してもらっています。松本キャンパス21

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