人文学部案内2017|信州大学
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614年生星啓太-社会心理学分野私は卒業に必要な単位を3年次に取り終えたため,卒業論文執筆のため,先生方へ相談を行う授業にのみ出席しています。 私の場合毎週水曜日に練習があったため,練習が終わるとみんなで集まり飲み会などをすることが多々ありました。 勉強ももちろん大切ですが,バイトやサークル,趣味,自分の朝の強さなどに合わせ,しっかり先を見通した履修計画を立てることが必要です。 Student Life 私は社会心理学を専攻しています。「人はどうしてこんな行動をしてしまうんだろう? 」「どうして同じことでも人によって捉え方が違うんだろう? 」日常的に感じる, 素朴な疑問に対して様々なアプローチをする, 社会心理学はそんな学問です。私は人前に出ることが非常に苦手で, 人前に出る時は決まって「周りから変に思われていたらどうしよう」そんな不安感でいっぱいでした。この不安感をどうやって解消すればいいのか, 同じように苦しんでいる人の手助けになる方法はないか? 私の研究は自分の抱えている問題の解決でもありました。現在マインドフルネスと呼ばれる瞑想法による不安感の低減を目指した研究をしています。瞑想というと, あまり学問的でないようなイメージを持つかもしれませんが, 近年は臨床心理学の研究テーマのひとつとして, 科学的なアプローチで研究が進められています。また, ある大手企業も実践していると言われており, 日常的に行うこともできます。みなさんも興味があれば, ぜひ社会心理学分野への進級を目指してください。 さらに, 大学生活と言えばサークル活動も欠かせません。私は軽音楽部でバンド活動をしています。いくつもバンドを掛け持ち, 6時間弾きっぱなしのこともありましたが,今では良い思い出です。みんなで力を合わせ,終われば鍋を囲んでわいわい…学生生活は勉強だけではもったいない!社会に出てしまえば次第に無茶ができなくなってしまいます。体力と時間のある今だからこそ, 勉強とサークルを両立し,より充実した大学生活を送りませんか?
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