人文学部案内2017|信州大学
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59月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日1時限2時限3時限4時限5時限フランス文化事情Ⅰ朝鮮文化事情Ⅰ東洋史概論Ⅰギリシャ語Ⅰ西洋思想概論Ⅰ比較文学基幹演習Ⅰ比較文学特論Ⅰ西洋史概論Ⅰフランス語演習Ⅰ比較文学発展演習Ⅶ比較文学発展演習Ⅲ芸術論講義Ⅷ2年生大嵩崎慧-比較文学分野アカデミック・イングリッシュⅠStudent Life 「人文学部って何をするの?」大学に入学した私が, 幾度となく受けた質問です。この問いに対する答えは, 正直なところ私自身もまだはっきりとしていません。しかし裏を返すと, 人文学部で学べることがそれだけ多いという意味に繋がると思います。 大学の一年次には, 人文学の入門的な講義を受けることができます。私はそれだけでもう, 学問というものの広さに圧倒されました。まるで大海のど真ん中に放り出されたかのような感覚でした。実は比較文学というのも, 入学するまでは全く知らなかった分野です。それなのに今は専攻しているのですから, きっとみなさんも入学をした暁には, 自分の知らない新たな世界を発見できるのではないかと思います。 また, 大学生はなんといっても自分のために使える時間が多くなります。私自身は映画鑑賞等の趣味を行うなど, 有意義に過ごせていると自負しています。ただし, 自分の生活は自分で管理しなければならないので, 下手をすればいくらでも無駄な時間を過ごせてしまうのは恐ろしいところです。 大学では学びも生活も, 無限の選択肢があるように思います。そのような中だと, ふと自分は何をしたいのか, どうしたいのかを考えさせられます。これほど自分を見つめ直せる時間があるのは, 大学生の特権ではないでしょうか。
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