人文学部案内2017|信州大学
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51Academic Staff准教授 | 花﨑美紀[意味論・異文化間コミュニケーション論]言語人類学・意味論・社会言語学などの観点から日本語・英語の言語文化社会における言語使用の対照比較を行い, また, それを土台にして言語と文化の相同性を求める研究を行っている。英米言語文化コース || 英米文学分野————————————————————教授 | 杉野健太郎[アメリカ文学・文化]チーヴァー, ベロー, ヘミングウェイ, エリソンなどの20世紀アメリカ小説や文化を中心に研究しており, また, 批評理論ならびに英米文学・文化と英語の教育法にも関心を持っている。̶准教授 | 飯岡詩朗[アメリカ映画・映像文化]1930–50年代のハリウッド映画を中心に, アメリカ映画を人種・エスニシティ・ジェンダー等との関わりのなかで研究。またひろく映像・視覚に関わる文化研究, メディア・リテラシーにも関心を向けている。̶特任准教授 | 星久美子[イギリス文学・文化]20世紀イギリス文学, とくにD・H・ロレンスの小説を中心としたモダニズム研究。19世紀から20世紀への世紀転換期に多分野で同時に起こったパラダイム・シフトに着目し, 分野横断の試みを考察する。また, 伝記文学の系譜, なかでも新しい形式である「メタバイオグラフィー」も研究課題の一つである。————————————————————日本言語文化コース || 日本文学分野————————————————————教授 | 渡邉匡一[日本中世文学・宗教文化]14–16世紀を主な研究対象にしている。寺社資料を用いて, 地域における信仰や, 日本における「知の体系」の把握を模索している。また, 沖縄と日本の文化交渉の歴史を追い, 「地域」の問題を探っている。̶准教授 | 速水香織[日本近世文学]17–18世紀に発展した出版文化と, それを基盤として成立した諸作品及び作者を研究対象にしている。出版書肆の活動のなかに作品を位置付け, 作品創出・刊行の文化史的な意味を明らかにしようとしている。日本言語文化コース || 日本語学分野————————————————————教授 | 山田健三[日本語史]日本語の歴史的研究。文献のみならず, 方言も視野に入れ, 言語変化一般に広く関心を持っているが, 近年は特に辞書生活史, 文法史, 書記史についての研究を行っている。̶准教授 | 白井純[日本語学・日本語史]日本語の研究。とくにキリシタン文献を中心とした文法史研究・文字史研究に重点を置く。近年はとくに日本の印刷技術史に関する研究を行っている。

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