環境報告書2015|信州大学
53/56

■「女性研究者研究活動支援事業」  事後評価で最高評価「S」を取得 平成23年度に文部科学省科学技術人材育成費補助事業「女性研究者研究活動支援事業」に採択されスタートした女性研究者支援事業では、女性教員在職比率の向上等の目標を掲げ、様々な取組みを行ってまいりました。 事業終了までの3年間にすべての目標を達成し、事後評価において、本学の取組は最高評価となる「S」評価を受けました。全学を挙げての女性研究者支援の取組みが高く評価されたものです。■信州大学おひさま保育園 本学で勤務する教職員の「仕事と生活の調和(ワークライフバランス)」を目指し、また、仕事と育児を両立できるよう最大限のサポートをするため、老朽化した授乳所を建替え、新たに、乳幼児の受入定員を60名から90名に拡大した「信州大学おひさま保育園」を、平成25年11月に開園しました。 快適な保育施設の下、子どもたちはのびのびと園生活を送り、利用者である教職員からも好評を得ています。■大学入試センター試験実施日における一時保育 例年、土・日曜日に実施される大学入試センター試験業務にあたる教職員から、一時保育の実施を望む声が寄せられていたため、子育て支援の一環として、松本キャンパスと長野(教育)キャンパスにおいて生後2ヶ月から小学校6年生までの子どもを対象に一時保育を実施しています。利用した教職員からは、安心して業務に従事できるとの声が寄せられています。■ベビーシッター育児支援事業割引券制度 本学は、公益社団法人全国保育サービス協会による「ベビーシッター育児支援事業制度」の利用事業主の承認を得ています。 本制度は、本学の教職員がベビーシッターを利用した場合に、利用料金の一部を、本学及び全国保育サービス協会が負担するものです。 利用した教職員からは、経済的負担が軽減されたと好評を得ています。■研究活動支援 研究者が、育児・介護と研究が両立できるよう支援するために、研究補助者を配置する制度を取り入れています。論文発表など利用者の研究業績の向上が認められ、大きな成果が得られています。 以上の取組みのほか、様々な活動を通じ、男女共同参画推進、ワークライフバランス促進のための環境整備を一層進めていきます。 医学部保健学科では、中校舎の耐震・機能改修工事を平成26年7月から平成27年3月にかけて行いました。この工事により校舎も一新し、利便性も向上しました。また、同時に行われた中庭の改修により、学生・教職員がくつろぐスペースが生まれ、これにより学生の修学意欲の増進や教職員の就業意識の向上が期待できます。男女共同参画推進への取組み医学部保健学科中校舎の耐震・機能改修工事を行いました働きやすい・学びやすい環境づくり信州大学では、「信州大学男女共同参画行動計画」の下、男女共同参画社会の実現に努めることを社会的責務として、男女が共にその能力を存分に発揮でき、多様な価値観を認め合える環境づくり、ワークライフバランスの促進に積極的に取り組んでいます。働きやすい・学びやすい環境づくり0552

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です