ミッションの再定義に基づく教育研究の高度化・機能強化|信州大学
6/48

5― 3.研究 ―平成17年度より「地域ブランド研究会」を設置し、人文科学的視座から地域の魅力ある潜在的文化・産業・食・水資源等にアプローチする研究手法を確立する取り組みを推進している。これらの取り組みを通じて、例えば、大町市のブランドを掘り起こし、認知度を高めることを狙った「黒部ダムカレー」の商品展開や、国土交通省の「水の里旅コンテスト2011」の大賞受賞による『めぐるり信州大町うるおいの二日間』の商品化を提案するなど、人文科学的視座から魅力ある地域の文化・産業・食資源等の発掘を行ってい 水をテーマとした文理融合・産学官連携による研究の推進 平成24年10月に社会技術研究開発センター(RISTEX)に申請した「イノベーション政策に資する公共財としての水資源保全とエネルギー利用に関する研究」が採択された。水資源の保全・利用する社会実装研究スタート! ―栄村・秋山郷で小水力発電竣工セレモニー開催(URL http://www.shinshu-u.ac.jp/topics/archive_data/2013/10/post-609.html)る。また、大町市による水の里を意識した観光プランの企画等につなげている。今後は、例えば、現在、組織的に取り組んでいる「水」をテーマとした文理融合・産学連携による研究を推進するなど、学長が推進する「信大改革」の一環として、人文科学の枠にとらわれない学際性を持ち合わせた領域横断型の新たな研究組織を参考に、強み・特色を踏まえた組織を構築する。その際、研究により得られた知見を教育並びに地域に還元することを念頭に計画するなど、地域と大学のつながりをより一層明確に打ち出す。また、地域の課題解決・文化の発展に組織的に取り組む。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です