ミッションの再定義に基づく教育研究の高度化・機能強化|信州大学
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3学部等の教育研究組織の名称人文学部(第1年次:155名 第3年次:10名)大学院人文科学研究科(M:10名)沿革大正8年(1919年)旧制松本高等学校設置昭和24年(1949年)信州大学文理学部設置昭和41年(1966年)文理学部を改組し、人文学部を設置昭和53年(1978年)人文学部を改組し、人文学部、経済学部を設置昭和57年(1982年)大学院人文科学研究科設置設置目的等昭和24年(1949年)に、文理学部が設置された。昭和41年(1966年)に、地域社会の要請やそれぞれの専門的学術の研究教育に十分に対応することを目的として、文理学部から人文学部へ改組された。昭和53年(1978年)に、人文学部から人文学部と経済学部へ改組された。昭和57年(1982年)に、哲学・歴史学・社会学・文化人類学・文学・言語学等、人文諸科学の広範囲な学問領域相互の緊密なる協力態勢のもとで、その本質、その構造、その多様性と普遍性、その他、文化にかかわる種々の問題を、多角的に分析し、総合的・学際的・比較論的に研究することを目的として、大学院人文科学研究科が設置された。1人文科学分野(人文学部)の機能強化の取り組み強みや特色、社会的な役割― 1.総論 ―信州大学における人文科学分野においては、真理の探究を図るとともに、地域における課題解決の役割を果たすべく、教育研究を実施してきた。引き続き、上記の役割を果たしながら、教育及び研究において明らかにされる強み・特色・役割等により、学内における中長期的な教育研究組織の在り方を速やかに検討の上、実行に移す。― 2.教育 ―学部人文科学分野の教育研究を通じて、柔軟な認識能力・多角的分析能力・豊かな表現力を有し、広く社会で活躍できる人材を養成する。平成25年度の学部改組に合わせて、段階的・階層的専門知の修得が可能となるカリキュラムに体系化するとともに、学生が幅広く履修できるよう、履修要件やカリキュラム等の見直しを図っている。今後、学生・社会からは国際化への対応を期待されており、平成23年度より取り組んでいる「外国語サロン・多文化交流サロン」や改組により4年間を通じて必修化した外国語指定科目の履修を通じて、実践知を身につけたグローバル人材の育成に努めていく。今後、卒業時に必要とされる資質や能力を可視化しつつ体系的な教育課程を編成するとともに、学生の能動的学習を促す教育の実施や組織的な教育体制等により、学士課程教育の質的転換に取り組む。大学院論理的思考と実践的問題解決法、表現能力を有する専門職業人を養成する。今後、大学院修士課程については、早急に規模を含めた教育組織体制の見直しに着手する。その際、「水」をテーマとした文理融合・産学連携による研究等、学内資源の再配分も踏まえつつ、既存の研究科の枠にとらわれない分野横断型の新たな研究科の設置を検討する。また、社会人、留学生を含め、時代の動向や社会構造の変化に的確に応え、課程制大学院制度の趣旨に沿った教育課程と指導体制を充実・強化する。

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