ミッションの再定義に基づく教育研究の高度化・機能強化|信州大学
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35― 5.産業界や社会への貢献等 ―受託研究・共同研究の受け入れや教員一人当たりの特許取得数の高い実績を生かし、我が国の産業を支える実践的な研究等の取り組みを一層推進する。また、地域貢献に関する高い実績に基づき、文系・理系の協力のもとで地域及び社会の課題の解決に取り組んでいく。 多様な産学連携研究と製品開発 大学で開発した化学物質の消臭繊維、抗アレルギー繊維、マスク、化粧品等への応用、ナノファイバー素材のワイパー、マスク、透湿防水衣料等への応用、感性評価技術開発によるスーツの設計・製造など、幅広い分野で多様な産学連携と製品開発を行ってきた。 エネルギーの地産地消に関する地域貢献プロジェクト スマートコミュニティーの構築(坂城町)、無電地帯でのスマートグリットシステム構築(長野市)、小水力発電を観光、防災や緊急時対応に生かす取り組み(栄村)など、将来の社会インフラの整備に協力している。 大学のシーズと企業のニーズのマッチング 大学における研究シーズを企業に発信するとともに、企業の開発ニーズに関する情報を収集し、さらに多様な産学官連携を進めていく。また、ファイバーイノベーション・インキュベーター(Fii)施設を活用した産学官連携を充実させる。(URL:http://www.fii.shinshu-u.ac.jp/about/) 医工連携、農工連携による先端的研究の推進 超音波や電波、光の性質等を利用して計測制御する工学的手法を、医療用機器、農業用機器等に導入することにより、高能率で、快適な検査装置、作業装置を創出することを可能とする。産学連携により開発した化粧品

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