ミッションの再定義に基づく教育研究の高度化・機能強化|信州大学
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29設置目的等明治43年、信州大学繊維学部の母体である上田蚕糸専門学校は、高等なる学理の研究と、必要な技術の実習とによって、優秀な蚕糸業者を育成し、蚕糸業の発達発展をはかることを目的に設立され、昭和19年、上田繊維専門学校に改称された。昭和18年、戦時下の国家的要請に基づく工業指導者の養成を目的に長野高等工業学校が設置された。昭和24年、学制改革による信州大学発足に当たり長野工業専門学校を前身として、再生日本の産業立国への寄与と、第2次大戦中の岡谷、上諏訪地方への工場疎開を契機として興った長野県産業への人材供給を目的として信州大学工学部が設置された。昭和24年、学制改革により信州大学繊維学部が設置された。昭和39年、繊維学の理論及び応用を教授研究し、その深奥を究めた高度の研究指導者養成を目的に大学院繊維学研究科修士課程が設置された。昭和42年、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を有する人材養成を目的に工学研究科修士課程が設置された。平成3年、各専攻分野における研究能力又は高度の専門性を有する研究者・技術者に必要な能力を養い、更に社会の多様なニーズに応じて広い視野から物事を考察できる人材を養成することを目的に工学研究科と繊維学研究科を融合し工学系研究科博士課程が設置された。平成17年、基礎科学と応用科学が有機的に関連した総合的な科学研究を行い、世界的レベルの基盤技術開発を推進すると共に、地域・産学官連携研究を積極的に進め、これらの研究成果を社会に還元することと21世紀における新たな産業創成の中核を担う高度専門職業人を社会に輩出することを目的に、総合工学系研究科が設置された。平成24年、質の高い教育研究を展開し、独創的な学術研究を推進するとともに、創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ研究者、高度な専門的知識・能力を持つ高度専門職業人及び知識基盤社会を多様に支える高度で知的な素養のある人材を養成し、もって科学技術の進歩と地域社会、国際社会に貢献することを目的に、理工学系研究科が設置された。学部等の教育研究組織の名称工学部(第1年次:470名 第3年次:20名)繊維学部(第1年次:275名 第3年次:10名)大学院理工学系研究科(M:434名)大学院総合工学系研究科(D:49名)沿革明治43年(1910年)上田蚕糸専門学校設置昭和18年(1943年)長野高等工業学校設置昭和19年(1944年)長野高等工業学校を長野工業専門学校に改称昭和19年(1944年)上田蚕糸専門学校を上田繊維専門学校に改称昭和24年(1949年)信州大学工学部、繊維学部設置昭和39年(1964年)大学院繊維学研究科修士課程設置昭和42年(1967年)大学院工学研究科修士課程設置平成3年(1991年)大学院工学研究科及び大学院繊維学研究科を改組し大学院工学系研究科を設置平成17年(2005年)大学院総合工学系研究科設置平成24年(2012年)大学院理工学系研究科設置7工学分野(工学部、繊維学部)の機能強化の取り組み

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