ミッションの再定義に基づく教育研究の高度化・機能強化|信州大学
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25 チーム医療の実践力と課題探究力の養成を 目的とした医学科・保健学科合同新入生ゼミナール、高度な専門性と実践能力の修得を目的としたOSCE(客観的臨床能力試験)の実施医学科・保健学科(4専攻)が合同して22グループに分かれ「より良い医療」をテーマにグループワークを実施している新入生ゼミナールにおいて、両学科の学生が、チーム医療における多職種連携の重要性、能動的な課題探究の進め方を学び得ている。臨床実習の前に、フィジカルアセスメントや接遇態度など(看護学専攻)、採血や病理材料の薄切など(検査技術科学専攻)、医療面接・評価法・治療法に関する臨床能力など(理学療法学専攻・作業療法学専攻)の評価と指導を目的としたOSCEを実施してきたことにより、臨床実習に向けての課題を明確にした上で、十分な準備を行って実習に入るという成果を得ている。25昭和41年(1966年)医学部附属衛生検査技師学校設置昭和58年(1983年)医療技術短期大学部に理学療法学科・作業療法学科を増設平成14年(2002年)医学部保健学科設置平成16年(2004年)国立大学法人に移行平成19年(2007年)大学院医学系研究科保健学専攻(博士前期課程)設置(平成21年(2009年)に博士後期課程を設置)強みや特色、社会的な役割― 1.教育・人材養成 ―学年横断型ゼミや学科・専攻を越えた臨床研究の発信に重きを置いた教育・研究により、豊かな人間性と高度な専門性、チーム医療の実践力、広い学問的視野や課題探求力を備えた医療人の育成を行う。大学院を中心に、科学的根拠に基づく実践的研究成果を発信し、看護や検査技術、理学療法・作業療法の発展に寄与できる教育者や研究者の育成を推進する。学部等の教育研究組織の名称医学部保健学科看護学専攻(第1年次:70名 第3年次:10名)検査技術科学専攻(第1年次:37名 第3年次:3名)理学療法学専攻(第1年次:18名 第3年次:2名)作業療法学専攻(第1年次:18名 第3年次:2名)大学院医学系研究科保健学専攻(M:14名 D:4名)沿革・設置目的信州大学医学部附属看護学校、附属助産婦学校、附属衛生検査技師学校を経て信州大学医療技術短期大学部が設置された後、理学療法学科・作業療法学科を増設、平成14年、看護学、検査技術科学、理学療法学、作業療法学に関する教育・研究を行うことを目的とした医学部保健学科として設置された。昭和24年(1949年)信州大学設置昭和26年(1951年)医学部附属看護学校設置昭和38年(1963年)医学部附属助産婦学校設置6保健系分野(医学部保健学科)の機能強化の取り組み

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