ミッションの再定義に基づく教育研究の高度化・機能強化|信州大学
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19― 4.研究推進の方向性 ―代数学や幾何学を中心とする基礎数学や質的に世界トップクラスの高エネルギー物理学を中心とする基礎物理学、電気化学や物理化学を中心とする基礎化学、環境科学、信州発の新しい学問領域である山岳科学などグリーンサイエンスの研究実績を生かした理学諸分野の研究を推進し、地域社会の発展や我が国の理学の発展に寄与する。 学生本位の教育プログラムの実施(理学部改組予定)(前頁の続き) 国際的通用性を確保した教育の推進 複数の海外協定大学とダブルディグリープログラムを積極的に推進している。平成24年度にインドネシアのアンダラス大学とダブルディグリーに関する協定書を締結し、平成26年度にアンダラス大学から留学生を受け入れる。また、現在タイのチュラロンコン大学、カセサート大学、中国の香港科技大学とも締結準備を進めており、より一層の質の保証を伴った大学間交流の促進と教育内容の充実、国際競争力の向上につながる効果を目指していく。 基礎数学研究力強化 数理科学の研究は理学部のユニークな研究視点であり、セミナーや研究会を開き、多くの分野の異なる研究者間での情報展開を図ることで基礎数学研究力強化を目指す。 高エネルギー物理学研究の実績 高エネルギー物理学分野では、世界トップクラスの国際共同研究に参加した。 CERN研究所のLHC加速器を用いた陽子衝突型実験においてヒッグス粒子の発見に貢献し、2013年度ノーベル物理学賞受賞の後押しをした。(URL… http://www.shinshu-u.ac.jp/special/research/2013/09/54048.html)

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