2014環境報告書|信州大学
43/56

ランチシフトの実施2環境への取組み2-3 エコキャンパス2-3 エコキャンパスへの取組みへの取組み■特別支援学校(1)資源の再利用   特別支援学校では、生活単元学習の花壇作り、栽培活動等で灌水に「雨水」を利用することを続けてきています。子ども達にとっては、雨水タンクからじょうろに水を汲んで、畑にまくことは当たり前のことになっています。   水道からホースで水をまくことと比べると、大変手間のかかる作業ですが、子ども達は黙々と水やりをし、大きく育つ野菜を大切に収穫します。労を惜しまず取り組む姿は、その他の場面での「働く力」にもつながっています。   雨が降ると、雨水タンクの水がいっぱいになることを楽しみにし、水を大切に考えることが日常的に行われています。   また、化学肥料の使用を抑えるため、給食残飯の堆肥化や落ち葉を腐葉土として利用しています。落ち葉の季節には、腐葉土になる葉っぱとそうでないものを分けながら掃くなど、身近な自然に対する接し方にも変化が見られます。(2)リサイクル活動(生徒会)   生徒会では、アルミ缶の回収に取り組んでいます。回収した缶を汚れ具合に応じて分別したり、アルミ缶とスチール缶を分別しています。回収したアルミ缶は、近隣の福祉施設に寄付しています。福祉施設では利用者さんの仕事(缶つぶし)にも活用するなど役立てられています(卒業生の中には、こうした福祉施設の利用者となっていく生徒もいます)。   アルミ缶は、本校児童生徒が家庭から持ち寄るばかりでなく、附属長野小学校、附属長野中学校の児童生徒の皆さんにも協力していただいています。回収協力のお願いとともに、福祉施設の紹介をするなど、環境教育の取り組みと平行して福祉教育として「ともに生きる」ことにつながる学習にもなっています。 8月6日(火)から8日(木)、12日(月)及び13日(火)の5日間、農学部では事務部のランチシフトを実施しました。 「ランチシフト」とは、長野県が取り組む「さわやか信州省エネ大作戦・2013夏」の一環として、特に電力使用のピークとなる13時から16時の時間帯の電力使用量を抑えるべく、お昼休みの時間をピーク時にずらして室内消灯等の節電を実施するものです。 農学部事務部では、今後とも、このような無理のない範囲での節電実施期間、時間帯を設定し、省エネに努めていきます。ナスの収穫缶の分別回収したアルミ缶を福祉施設に届ける42

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です