「改 地震に備える」H26報告書|信州大学
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3-3-I97図3-3-I 揺れやすさマップと各地の地盤9  [公設市場―(平田駅)―寿北7丁目]断面この付近は、現在の田川周辺から東側に向かって、「建築支持基盤」が深くなることが分かります。これは、牛伏川が運んできた堆積物の影響とみられます。図3-3-Fと比較してみると、同じ軟らかい地層でも泥よりも粒径が大きな砂が多いことが色分けで見て取れます。これは堆積する場所に若干勾配が付くことで(運ぶ水の流れが少し速くなる)、砂分は堆積するが、泥はさらに下流に流されるためです。─36─

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